第8話時計と車とジェラシー



信長の野望という戦国武将のゲームがあるがyackは確実に城と城を束ねる管理人を増やしていった。


物件の大家さんからの信用

管理人からの信用、采配



信用=お金と時間


当たり前だが大家さんは世の中の上の人が多い


ただその一方で管理人は元ヤクザの60歳の人だったり陰キャなタイプの人だったり様々だった


その辺は底辺育ちのyack、清濁併せ適材適所で運営するタイプであった。


そしてyackは1つ買い物をしようと考えた。

今まで同じ服ばかり着てパッと見怖い兄ちゃんにしか見えない出で立ちだったが、三十路超えたし何か高い物を買おうと思った。



時計か車か


迷ったあげく時計にした。

理由は売れるし維持費がそんなかからない事だ。


車は軽から普通車7人乗りの車に乗り換え

時計は120万円のロレックスにした。



ただそんな良い物では無いと気付くのに時間はかからなかった。


1、飲みの席で高確率でたかられる

周りの奢ってくれオーラがやばい、今まで割り勘か少し自分が多目に払うが多かったがもっぱら奢りになる


2、無くしたとしたらの緊張感がヤバい

まあ常に気を張るようにはなる、あまり大酒を飲まないようになる


3、喜ぶ友人とそうでない友人がわかって切ない

人というのは嫉妬心というのがあるがこの人はお金だけで俺をみてたんだながわかると切ない



意外にデメリットの方が多い

そう皆俺の不幸だったり貧乏だったり認められない姿が好きなんだなとyackは感じるほどだった。

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