銀英伝のパクリか?と思いきや、なかなかに楽しめるお話。

冒頭の脱出劇から、難攻不落の要塞攻めも含め、銀英伝を連想させる部分が多々あるが、それでも十分楽しめる、と言うか、アレンジを楽しめる作品だと思う。

住民を捨てて逃げた銀英伝のリンチ将軍が、見境なく突撃したミンチ伯爵に。
イゼルローン要塞、トゥールハンマーが、ノルト要塞、バリスタや投石器に。
一度奪還された要塞を、事前の仕込みで奪い換えすのも同様。

何となく先行きが読める展開なのに、何故だか面白く読めてしまう不思議な作品だと思う。

完結したのかな?