亜都子さん、素敵な本屋に巡り会えていたんですね。
幼いころから多感な少女時代まで、近所の小さな本屋のおじさんが亜都子さんの興味の世界を広げ、新しい世界へといざなってくれたようですね。
本屋のおじさん、本の良さをもっと多くの人に知ってもらいたい一心だったかもしれませんね。
今は大型チェーン店やネット書店が幅を利かせ、こういうお店に出会えることはほとんど無くなりました。便利だけど何だか寂しくもありますね。
作者からの返信
Youlife様、応援コメントをありがとうございます。素敵な本屋に巡り合うって、本当にありますね。以前は、旅先でもどこでも本屋さんを見かけると立ち寄りたい気持ちになっていました。
本屋のおじさんは本の良さを知ってもらいたい一心だった……というのは絶対あると思います。今も書店の大小にかかわらず、そんな思いで働いている店員さんが多いんでしょうね。父親が仕事に関する月刊誌を定期購読していたというのは実話で、それだけは本当に不可解な気が今でもします。今度、父に聞いてみようかな、と。もしかしたら本屋で世間話をしていてそういう流れになったのかも。
そう、大型チェーン店とネット書店で、昔ながらの本屋さんがなくなってきているのは非常にザンネンです。ネット書店もウェブで読むのも圧倒的に便利ではありますが……。地方のスーパーマーケット等にはかろうじて、程よい中規模書店があるんですけどね。
都会の、そこに居るだけでワクワクしてクラクラするような大書店も良いですが、昔あった街の小さな、そしてどう考えても店主の趣味だろっていう本屋も好きでした。
今はそんな本屋も減ってますけど。
私の叔母が嫁いだ先が、実は それこそ昔の街の本屋だったのですが、秋色さんが描かれている様な世界が確かにそこにはありました。
叔母の本屋も多分に漏れず、今はもう…
凄く懐かしくもあり、リアルさもあり、良いお話でした。
作者からの返信
ninlin様、応援コメントをありがとうございます!
昔ながらの街の小さな本屋は、本当に店主の趣味で選ばれた本が並んでいましたよね。経営は大変だったんでしょうけど、ネットの時代前には、それでも何とかなっていたんでしょう。ninjin様の叔母様の嫁ぎ先も本屋さんだったんですね。子どもの頃はそういう親戚がいるとか、憧れたなぁ。
ほとんど話が実話ベースだったので、リアルだったかもしれません。
秋色様
>誰かの心の中を冒険するようなあの旅の中で、好きな本たちに出会えた。
この一言にぐっときました。誰かと繋がりながら読んでいるような温かさを感じますね。とても素敵な物語でした。宮田君もきっとこれから本の魅力に目覚めるはず(*´▽`*)
作者からの返信
☆涼月☆様、応援コメントをありがとうございました。誰かの心の中を冒険するような……自分が本屋さんとの出会いでいちばん感じている事かもしれません。
今は本当に宮田君の行った書店みたいに、カフェと一体になっている蔦屋みたいな所もあり、オススメであげている本もちょっとマニアックだったりします。昔ながらの本屋さんの程よい魅力が見直されているのかな、とうれしくなります。宮田君も本の魅力に目覚める事、間違い無しです!
本屋さんと大好きな本たちとの出会い……素敵なお話でした!
昔通っていた本屋さんの匂いと空気感を思い出します。あの頃出会った本たちが今の自分を構成しているような気がします。この作品に出てくる本屋さんが近所にあったら、どんなに良かったでしょう。羨ましいです。
後輩の宮田くんと同じく私も、亜都子さんからオススメの本を教えて欲しくなりました。
作者からの返信
坂本有羽庵様、応援コメントをありがとうございます!
本当にそうですよね。子どもの頃、本屋さんや図書館で出逢った本が自分を形成していると思います。
この作品の中に出てくる本は、実際に自分の近所にあった本屋さん、二、三店舗をモデルにしているのですが、そのうちの一つは本当に自分と店主さんの趣味が合致していたと思います。
最後の亜都子さんのオススメの本は、あえて皆さんの想像に任せる事にしました。((^ ^*)/
お邪魔します。
本の匂いがしてきそうな物語でした。
本屋のおじさん、きっとすごい読書家で、出版社のおすすめ無視、利益度外視で本当にみんなに読んでもらいたい本を並べていたのかも、と想像しました。そんな良い本屋さんに出会えて本が好きになるって素敵です。
私も亜都子さんに本をお勧めしてもらいたいです。
作者からの返信
葉月りり様、応援コメントをありがとうございます。返事が遅れて申し訳ございませんでした。本の匂いがしてきそうな物語と言っていただき、うれしかったです。本の匂い、本に囲まれた空間が好きだった子どもの頃を思い出して書きました。実際にあった本屋さんの思い出なのですが、きっと読書家という事もあるし、店主さんの趣味もあったんだと思います。また、利害に関係なく、という事もありますが、昔はお客さんとの距離も近かったかも。
亜都子さんがお勧めの本を気負いなく話せるようになったのも、本屋さんの思い出があったからですね。亜都子さんのお勧めの本は、作中に出てきたタイトルがヒントかもしれません。((˘⌣˘ )