変態妹と要求をのんでしまう私②
「おねぇ?何してるの」
そう凄みを帯びたような声でドアの向こうから咲の声が聞こえて振り返ると、少し目のハイライトがなくなった妹が、立っていた
それに私はあわあわして慌てふためくのであった。
◆◇◆◇◆
こんなに早くに妹が帰ってくるとは思わずに私は、今扉の前に経つ咲を見て震えが止まらなかった。
「おねぇ...」
「ひっ...ひゃい!」
そう私は脅えながら咲に返事をする、すると咲は瞳のハイライトが明るくなってこう告げる
「ついに見つかっちゃったかぁ〜まぁ、こうなる事は何となくわかってたんだけどね♡」
そう明るく言う咲に恐る恐る尋ねる
「さ、咲?い、いつからこんな、事をしてたの?」
そう言うと咲は
「ねぇ、おねぇ?おねぇは私の事好き?」
そう言われたので、私は思ったことを咲に対して告げる
「もちろん、好きよ?でも私の好きは家族としてのすきで、LOVEじゃなくてLIKEの方なの、咲みたいに私は、こんな風に、あ、愛せないよ....」
そう言うと咲はにこにこした笑顔で私の言葉を聞く、それに更に恐怖を感じた
それから咲は私に近づいて腰が抜けている私に目線を合わせてこう言い放つ
「おねぇは、今の状況わかってる?腰が抜けている状況だけど、そんな事を行っていいの?まぁ、でもやっと私の思いに気づいてくれたから
でもね、もしこの事を行ったりしたら、妹としていられないし、親からは腫れ物扱いされておねぇは過ごすことになるよ?それでもいいなら話してもいいけど?」
そういってまるで脅しのように私の頬を手で掴んで顔をちかづけるそして、妹の咲は頬にキスをしてこういう
「おねぇは、今度からわたしと週に3回勝負をして貰います。その内容はその時話すし、簡単な内容で問題は作るから安心してね♡それで、おねぇが間違えたら、私の要求を1つ聞いてもらいます、その内容もその状況で考えるからね、でおねぇが勝ったらその時は要求をしません、そんなルールで今後ともよろしくね、おねぇちゃん♡」
そう言った咲に対して頷きながら答える
「う、うん分かった、わかったよ!」
そういって私は、咲の部屋から急いで出ていき自分の部屋に戻る。
「おねぇ、絶対に逃がさないからね♡」
咲はそういいながら不敵に艶めかしく微笑んで獲物を狙う猛獣のような目で見ていた
それに私は気づくことなく、その要求を受け入れ、咲の思惑も知らずに部屋へと戻るのだった
◆◇◆◇◆
プロローグ終了
次回から、本編スタート致しますが、いつ上がるかは未定ですのでご了承ください。
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