変態妹と要求をのんでしまう私①


どうも、皆さん初めまして姉の郁です。


私は今現在、学園から帰って家でのんびりとテレビを見ているのですが


その横で、済ました顔をして私ににじり寄ってくる妹、咲を制しして、待ったおかけています


「なんで逃げるの、おねぇ〜」

「いや、咲との適切な距離感を覚えてもらおうと思ってね」

「えぇ〜そんなの別にいいじゃないですかぁ〜?」

「よくないわよ!!」


そう言って近づいてくる咲を、私は「近づいたら今後言う事聞いてあげない」と言ったら大人しくなる


私たち、と言うより妹である咲は異常なまでの私Loveでもはや姉妹に生まれたのは必然と言った感じで私に性的な目で見るようになったのが、中学の2年の初めからで、同じクラスの事仲睦まじく、触れ合っていたのを度々見られていることに気づいたのは、幼なじみの千晶が、それに気づいて言ってくれたから


その後で、知った事が中学一年から物が良くなくなることが多くなっていたのは、言うまでもないことで、それを妹が密かに収取していたということを私は知る


私は、小学生が終わる時には妹の部屋に行ったことが無かったと2年生しかもその事を知って思い出して、私は咲が居ない時にいもうとの部屋に入ると、壁や布団の所に私にそっくりな人形、後は私がお気に入りだったハンカチ、いつ盗んだのか分からないような位になくなった、私の髪飾りやそれまた下着などの物が見つかるわ見つかるわで、私は恐怖してしまった


あんなに甘えて、じゃれて来た妹の咲がこんなにも私の知らない所で歪んでいることを知って複雑な気持ちになったが、あれでも家族なのだから避けるとは可哀想だと思って色々と調べていたら


「おねぇ?何してるの」


そう凄みを帯びたような声でドアの向こうから咲の声が聞こえて振り返ると、少し目のハイライトがなくなった妹が、立っていた


それに私はあわあわして慌てふためくのであった。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る