第2話「エルフ、転移する」

 気が付いたら山の中でした。

 ひどく酔っ払った感覚は、小さい頃に転移装置を使って転送酔いにかかった時以来です。

 訓練を積んで克服したつもりでしたが。


「ああ、もう……こりゃ何ですか……」


 服に葉っぱをくっつけて茂みから忍び出る。

 帽子にくっついた分も落とします。

 ブラウスやスカートの汚れは大したことはないようです。

 今すぐ洗濯が必要な状況ではないので安心しました。

 水の中とか上空に投げ出されなかっただけマシでしょうか……

 頭上を見上げれば青い空に雲が流れている。

 森の中は暗い。

 何が潜んでいるのかすらわからない。


「鼻がむずむずする……」


 肌に感じるエーテルが異様に濃かった。

 初めて地上に降りたときに感じた、かろうじて魔法が使えるかどうか、という希薄なエーテルの大気ではない。

 ただの森が潤沢なマナのたまり場のようだ。


 自然が戻った地域はエーテルの回復量が多いのだろうか?

 二百年かそこらで枯渇寸前だった状態からよく蘇生したものです。

 砂漠化した地球の大地が回復するまで、最低でも千年から二千年……あるいはそれ以上はかかると言われていましたけど。


 万物にはマナが宿る。

 マナを形成するエーテルが枯渇すれば、魔法は力を失い、物質を形成する原子すら霧散して無に還る。

 大地は砂漠化し、多くの都市が砂の海に沈んだ。

 世界が崩壊することを知った人類は、母なる地球を再生するために宇宙に活路を求めた。 

 その百年後に人類は月に初めての都市を築いた──

 それが宇宙史の冒頭で教わる最初の部分だ。

 

 でもやっぱりこれはきつい……


「うええー緑の匂いいっぱい! 堪える……コロニー暮らしには堪えますよぉ~」


 ぶえっくしゅんっ! と派手にくしゃみをする。

 エルフのくせに軟弱なとお思いでしょうが、魔法世代も八代重ね、宇宙暮らしがメインとなれば森への郷愁などまったく沸きません。

 大昔の今の魔法を覚える前の自然魔法に頼っていた頃のエルフの慣習でしかないのです。

 自然魔法というのは精霊魔法のことですが、精霊と対話するということで詠唱や儀式を必要としないのですよね。

 私も精霊魔法は扱えますが、自然魔法とは根本的なところが違います。

 私たちは精霊をエネルギーとしか認識しませんので。


「うわぁぁ~ 虫~~」


 どでかい蜘蛛を見てびっくりしたり、自然世界へのカルチャーショックでもう帰りたい。


「ああ……寒いなあ……もう」


 しんしんと染み入る冷気と風が体を凍らせるようです。

 一定気温でそう気温の上下がないコロニーとは大違いなのです。

 指を伸ばして体内の魔力を循環させる。

 ぽっと灯した火のマナが体内を巡りつま先にまで至ると寒さを感じなくなる。

 火星の子どもが一番に覚える魔法の一つです。

 すっかり暖かくなって一息。

 

「転移魔法の設定場所絶対間違ってます! なんでこんなところに出るのですかっ! 人生終わったーって思ったじゃないですかぁぁ!」


 叫ぶ。ふぁーと息を吐き出す。


「気を取り直して座標位置を確認! 確認……確認? あれれ?」


 位置情報を確認する機能が働かない。

 衛星から直で繋がるはずなのですが……

 

「えー故障ですか? おかしいですね……展開」


 試しに風を起こしてみる。

 すごく簡単なやつです。

 あ、問題なく発動した。


「途絶してる原因は何でしょうか? 磁気嵐とかでしょうか?」


 考えてもわかりません。

 というか地上の歩き方がわからない。

 とりあえず人がいるところに出ないと…… 

 

「よし、捜査開始っ! 魔法の目と耳よっ!」


 魔導デバイスが二つの術式を展開する。

 不可視の魔法の目と耳を作り出しレイリアと同調する。

 二つの魔法を組み合わせた複合魔法だ。

 目と耳は本来別の術式でそれをくっつけて運用する。

 意思を受けて魔法の目が頭上の木々を越えて眼下の世界を映し出す。


「一面森? 遠くに山。何だろうこの地形……近くじゃないみたいですね……」 


 お城のあるあたりではないようだと理解する。

 第一地形が違いすぎる。

 あそことは異なる場所に転移したのは間違いないのですが。


「人里とか、街とかそういうのを探そう」

  

 川を見つけたので目を移動させる。

 人がいるのなら水辺だろうかという浅知恵です。

 古代人は水に集まって集落を作り、町に発展させ、都市を作っていた、という昔の教科書にありますが、川というものが都市構築においてどれほどの役目を担っていたのかは想像の範囲です。

 というわけで川を辿れば人のいるところに出るのではと思ったのです。

 

「通し、鷹の目!」


 拡大ズームモードを加えて気になったところを確認する。

 煙! 

 煙です!

 建物から煙が出てますよ!

 人里発見です!

 場所は向こう!

 川沿い!


「高速飛行、風壁、重力制御起動! 目指すは人里です」

 

 魔法の目、耳、鷹の目をいったん解除して体は浮遊感に包まれる。

 一陣の風となって空に駆け上がる。

 すでに確認済みの場所に向けて飛びました。

 大気圏以下での運用は初めてですが、時速百キロ以上は出ているでしょう。

 空気抵抗による風圧は風壁を重力制御しながら調節することでほとんど風を感じないようにすることができます。

 川にはあっという間に着いた。

 煙、煙っと。


「えっと? たくさん焚火してるのかな?」 


 建物から火が上がっていますが何か変。

 地上のことには疎いけれど明らかに異常を感じます。

 ぐんぐん近づいてそれは確実にメラメラ燃えて黒煙を上げる。

 聞こえてくる音はなんだか物騒だ。

 金属が撃ち合う音。


「襲撃っ!?」


 村落が賊によって襲撃されている。 

 その賊の姿に動揺する。

 男たちの手にあるのは武器だ。

 原始的な鉄の武器が握られている。

 剣やら槍に斧。

 地球の古典的文化には憧れも少し持っているが、こんなのは想像の外だ。

 身につけている服も現代に生きる地球人とは思えない古臭さ。

 だが、笑って見ていられる状況ではなかった。

 こうしている間に男が女性をかばって切り捨てられる。

 村の男たちも農具をもって抵抗し賊も何人かが倒れるが、戦いなれた男たちの手によって倒されていた。

 飛び散った血と倒れた人の姿はアトラクションなどでは絶対にない。

 降下した勢いで風の塊をまとうと武器を振り上げた男を背後から吹き飛ばした。


「はぁ…はぁ……」


 地面に降り立って重力制御で体を支える。

 熱気と煙の匂い。

 燃え盛る赤が熱い。

 その下で切り殺された夫婦が血の海に沈んでいる。

 死体だ。

 見るのは初めてじゃない……

 けど、こんな風に無惨に殺されるなんてありえない。


「どうして……こんな」

「何だ貴様はっ!」


 仲間をやられて槍を持った男が突いてくる。

 防衛機構が働いて重力の見えぬ力が鋭い突きを受け流すようにそらした。

 男の目には残像のように揺れ動いて攻撃をかわしたように見えたことだろう。

 その動きで帽子から垣間見えた耳が露になる。


「こいつ……エルフだ! 魔法使いだぞ!」


 倒れた男も立ち上がり、周囲から仲間たちが集まってくる。


「山賊ですか……こういうの本当にいたんですね」


 気持ち悪い……

 血の匂い……

 男たちのギラギラした殺気。


「魔法使い一人だけか? 杖もなしで何しに来やがった」

「へへ、イイ女じゃねえか楽しもうぜ」


 ガラの悪い男たちのやり取りに眉をひそめる。


「一斉にかかりゃなます切りよ! 呪文唱える暇を与えるな! やれ!」


 盗賊の頭らしいのが指示するとにやり笑いを引っ込めて男たちが一斉に躍りかかる。

 そうだ、リーダーのこいつを潰しましょう。


「嵐よ!」

「無詠唱だとっ!」


 その瞬間、爆風が周囲に吹き荒れる。

 中心に風は吹かず、範囲内に入った男たちを容赦なく吹き飛ばしていた。

 風の勢いを殺さずにますます暴風は強力になって男たちの視界を塞ぐ。

 落ちた武器も巻き上げられどっかへ飛んでいく。

 一歩踏み出せば無風圏も移動する。


「ひいいっ!」


 這いずる男の手を踏む。

 いやな感覚です。

 屈んで男の耳元に声をかける。


「あなたが頭ですか?」

「ぐあ……そ、そうだよ!」

「治安の悪さに吐き気がします。地上管理に口を出す権利はありませんが、管理官には苦情を伝えます。あなた方のような悪漢にはきっちり罪を償ってもらいます」


 嵐の範囲を広げ、風の勢いは殺さず地に伏せた男たちの動きを封じる。

 立ち上がろうとすれば強力な風と砂粒が叩きつけるのだ。

 屈んでいてもずるずると男たちの体が引きずられていく。


「お願いだ。やめてくれえ!」

「お助けぉー!」


 その悲鳴は風にかき消される。

 頭は声を張り上げる。


「金を出す。どうか領主に引き渡すのは勘弁してくれ! 斬首になったら子どもを食わせていけなくなる!」


 男たちが頭にならって口々に命乞いをする。

 痛みつけるのももう十分とみて風を収める。


「自分がしたことをわかっていてそれですか? あなた方が殺した方たちの命をあがなうものを払えると?」

「じゃ、じゃあ、あんたの手下にしてくれ! あんたほどの大魔法使いなら喜んで仕えるぜ! 分け前は九割あんたに譲るよ! これまで貯めたお宝もあんたのものさ」

「大魔法使い……」


 頭の調子のよい申し出よりも気になることがあります。


「今日日、大魔法使いなんて単語を聞くとは思いませんでした。誰と比べて呼んだのです?」

「そりゃあんた、無詠唱であの力だ。杖もなしにそんなことできる御仁は大魔法使い様ですよ!」


 男たちが阿諛追従をはやし立てる。


「無詠唱程度珍しものではないでしょう?」


 むしろ詠唱とか身振りとか、手書きの儀式魔方陣とか、そういうのの実物を見てみたいです。


「そんなあんた! そこらの魔法使いなど大魔法使い様に比べたら月とスッポンですよ! 王都にだってあんたほどの使い手はおりませんよ!」

「王都? どこにあるんです?」

「西に一日行ったところでさ」

「地図とか」 

「ねえです」

「未開の地ですか、ここは……」


 想像以上におかしいです。

 言葉は通じるから地球であろうと思うのですが。

 だが常識が違います。

 無詠唱が王都の魔法使いでも使えないほど珍しい。

 大昔ですか、ここは…… 

 あの地下のトラップ魔方陣、明らかに通常の転移魔方陣とは異なりました。

 もう一度あの場所に戻って調べて見なければ。

 明らかに転移だと思うが知っている感覚とかなり異なったのです。

 トラップ仕掛けて別の場所に飛ばしてから、さらに別の場所にぶっ飛ばすとか、祖父の悪戯趣味もほどがあります。

 大金持ちの道楽で死んだ後に孫を魔法でからかうなんてありえません。

 地上のどこに現れたのかわからないが、まずは位置を把握しましょう。

 通信も回復してもらわないと困るけど、こればかりはこちらではどうしようもないですね。

 いくら地球圏が宇宙経済の中心から外れて二百年とは言え、まさか文明水準まで下降して原始時代に逆戻りしてるなんて思いもしませんでした。


「やべえっ! 血の匂いを嗅ぎつけて魔物が来やがった」

「魔物……?」


 途端に男たちの顔つきが変わる。

 次には獣の咆哮が響き渡った。

 そして地響きだ。

 何かを振り下ろして大地に叩きつけているかのような……


「大魔法使いの姐御! やつはやべえっ! 俺たちは逃げる。命あっての物種だ!」

「あ、ちょっと!」

 

 そして脇目もふらずに森の中へ逃げていく。


「アレが魔物?」


 森の木々が揺れてそれが頭を出した。

 巨人。

 見るからに巨人。


「え? はぁ……?」


 そして駆けてくる来るのは三つ首のヘルハウンドだった。

 十数頭はいるだろう。

 村に駆け込み死体に食いついて貪り食い始める。 

 そして森の中からも悲鳴が上がる。

 慌てて走って森へ入った。

 山賊の男たちがヘルハウンドに追い立てられていた。

 一人が喰いつかれて倒れ、もう一人も別のヘルハウンドに組み倒された。

 助けるという時間すら許さないほんの刹那のできごとだ。

 くそぉっ! と叫んだ頭の頭が消えてなくなる。

 頭をヘルハウンドに食われて倒れ込む。

 首なし死体が転がった。


「……!」


 さっきまで会話していた男たちが死んだ。

 賊だが家族がいると哀願してきた男たちだ。

 男たちがしたことは確かに許せるような話ではない。

 でも……


「地球とはここまで無法地帯でしたか……祖父は何でこんな地に根付こうとしたんでしょうか。理解に苦しみます」


 そして巨人が声を上げてこちらを見た。

 そして叫ぶ。

 その声が合図だったのか──

 ヘルハウンドたちの動きが変わってこちらに目標を定めたことが分かった。


「いいですよ。相手にしましょう。今の私は少しばかり機嫌が悪いのです」


 完全障壁、風斬最大出力、対攻撃発動。

 無防備にヘルハウンドの群れに身をさらす。

 そしてそれから起こったことは……

 殺戮の現場だった。

 エルフの獲物と見て襲い掛かった魔物たちは体中を切り裂かれ、あるいは胴から切り離され、その死体を大地にさらした。

 レイリアは待ち構えるのみの姿だが、触れるという間合いに入ったヘルハウンドは物質的な障壁に阻まれた瞬間に巨大な風の刃に攻撃された。

 引くことを知らない、獣としての本能を命令で支配された魔物はただ襲い掛かるのみだった。

 そしてそのすべてが血の海に沈むことになった。

 あらゆる物質、魔法攻撃を弾く障壁の前にその蒸せる血と臓物の匂いも届かない。

 ペットの無惨な敗北に見物していた巨人が吠えた。

 あれは何という種でしょうか……

 ぼんやり見上げてそんなことを考える。

 宇宙暮らしには魔物なんて縁が遠い存在でしかない、大昔のおとぎ話に登場するファンタジーでしかなかったのだから。

 コロニーで見るモンスター的なものは、その世界に適応するために改造された優良種で人を傷つけることなどなかった。

 なので異形であろうと狩る対象のモンスターではなかった。

 だがここでは野生のままに人を狩る魔物となるのだ。

 さてどうしてやりましょうか……

 そう思考を巨人に向けた矢先。

 突然上空が爆ぜた。


「何?」

「撃てー!」


 どこからか男の声が響く。

 すると、次から次に巨人の頭部めがけて飛来する何かが爆ぜて爆発する。

 魔法の炎が爆発したのだと理解する。

 初歩的なファイヤーボールに爆発機能を持たせたものですね……

 次に鬨の声が上がるのを聞いた。

 森の木々の向こう側で近接戦が始まっているのだ。

 今はもうこちらに脅威はないと判断しました。

 障壁の結界を解いて森に入ると巨人と鎧を着た男たちの戦闘が目に入った。

 落ちた火が折れた木に移って黒煙を上げているが大きな火にはなっていない。

 巨人は突如現れた鎧姿の男たちに押され棍棒を振り回す。

 幾人かが倒れるが、鋭い武器が足を切り裂き、腰にまで駆け上がっては傷を負わせていく。

 内心、お見事と喝采を送る。

 巨人が苦痛の咆哮と共に振り上げた拳が指揮官を襲った。

 指揮の声を張り上げるのに夢中で対応が遅れたのか直撃は免れない。


「危ない!」

 

 思わず走った。

 隊長の鎧の襟首を掴んで前に出ると拳の軌道をそらして弾く。

 重力制御によって可能となる不可思議な体術が隊長の命を救ったのだ。

 身を軽くもし、持つものの重ささえ羽根のように軽くする技術には自信がある。

 正面から受けなければ超重量の攻撃さえそらすことができる。 

 驚異の身体能力で命を救った者を見て隊長は現状を一瞬忘れて見入った。

 こんなところでエルフに出くわすとは!


「隊長!」

「大丈夫だ! 一気呵成に叩き込むのだっ!」

「了解っ!」


 そしてついに巨人が倒れました。

 その姿に歓声が上がります。


「エルフ殿、感謝する。我らはあの巨人を追ってここまで来たのだが、奴めの飼い犬はもしやあなたが?」

「ええ、まあ……」


 村の方を見る。

 ここからでも強い血の匂いが漂ってきて鼻をつまんで逃げたいくらいです。


「エルフは血の穢れた匂いを嫌うと聞いたことがあります。こちらでお休みください」

「いえ、怪我をした方がいれば診ますよ。治癒なら扱えますから」


 デバイスに収めている基本的な治癒魔法なら一通りあるのでそれを使います。


「感謝する」

「通りがかった船ですから」


 さっそく兵士さんたちの傷を見せてもらいます。

 村の方はまだ動ける者が見回りに走って行きました。

 さて、小傷程度はいいとして、そこそこひどい人たちから見回って行きます。


「詠唱なしで……!」

「うちは独特なもので……」

 

 やはり詠唱なしは相当奇異に見えるようです。

 呪文を使えと言われたらどうしようかと思いましたが、追及されなくてほっとしました。 

 大治癒は二回程度で済みました。

 巨人に倒された割には傷はひどくなかったのは幸いです。

 折れている者には接合で骨を直していく。

 他の傷は小治癒を重ねた程度の魔法で十分でした。

 そうしていると、村の方に行った兵士らが戻ってきました。


「何だこれは……」

 

 村には死体が転がるばかりの惨状に目を背ける者も多かった。

 が、寸断されたヘルハウンドの群れを見て誰もが目を瞠った。

 凶悪な番犬を引き連れた巨人が山に向かったという情報を聞いて駆け付けた兵たちは生きて帰れないと覚悟しながらもそれを追った。

 それをたった一人のエルフ魔法使いが巨人の番犬をすべて殺してのけたのだ。

 意気揚々と兵士が隊長に報告するのを聞いていましたが、もう限界です。


「どうなされた魔法使い殿?」


 見事な治癒魔法を披露したせいか隊長の呼びかけがエルフ殿から魔法使い殿に変わっている。


「もう気持ち……」


 精神的な疲労が重なっているのがわかります。

 地上での活動は思っていたよりもストレスが重なりました。

 瞼が異様に重い……


「休ませていただけますか……」

「すぐに準備を……」

 

 隊長が言い終わる前に緊張の糸が切れた私は意識を手放していた。





●特殊用語

「魔導真核」

第七世代、第八世代の人類が持つ遺伝子

第二の心臓と呼ばれている

エーテルを取り込み、体内でマナを生み出す

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る