鉄道の街キングスフォール！沢山の人とモノが運ばれて凄い活気だった！

魔導列車が沢山の地方に繋がっているせいか、人間以外の種族もみんな生き生きしてて楽しそう！こんな街で２人で依頼をこなす日々もいいかもしれないなぁ、なんて言ったらお父様に怒られるかしら？

外の世界ってこんなにも知らないことだらけなのね、シャロームから旅のお話は沢山聞いてたけど、やっぱり実際に見るのは全然違うわ！無理やり連れてきちゃって怒ってるかな？でも魔物と戦っているシャロームもカッコ良かったし私と一緒でまんざらでもなさそうだったから大丈夫かな、なんて。

あとはやっぱり、奈落の魔域に巻き込まれることになるなんて思いもしなかった！初めて入ったけどシャロームがいてくれたから全然怖くなかった、魔神ばかりじゃなくて人間もいたりするのね。過去の人物の悔恨？が元になって発生するとか学者の人が言ってたから、今日魔域内で会った人達は現実では生きていないのかしら？折角仲良くなれたのに残念だわ。なんだかよく分からない緑の石も貰ったし、旅行の思い出に部屋に飾っておこっと。

それにしてもシャローム、「最高の冒険者なら人が困ってたら助けるよな！」だなんてあーんもうカワイイ！！私が子どもの頃からずっとあんな感じだもんなぁ。いつまでも子どもっぽく夢を追いかけて。真っすぐに目標の人を追い続けて。いつの間にか私の方が大人になっちゃったわ。ナイトメアってズルい。ちょっと危なっかしいところもズルい。

家に帰ったらめっちゃ怒られたけど、いつかまた一緒に旅したいな。今度はコニーに連れてってもらおうかな。うーん、楽しみがいっぱい！でもその前に、旅先で迷惑かけないように勉強頑張らないと！

（ヴィルマの日記より抜粋。大浸食2週間前の日付が記載されている。）