第3話 パイ生地を作ってみた
なんでパイ生地を自分でつくろうという気になったのかといえば、パン用の強力粉があったからが一番の理由だった。パンを焼くために買ってきてくれたものだけれど、結局一度もそれを使ってパンを焼かなないままだった。残されたのを捨ててしまうのは、申し訳がない。どうしようと思っていた。
家電のホットサンドメーカーを買った。で、パイを作るのに思い至った。本格的なのではなく、パイ生地でソーセージかなんか挟んでホットサンドメーカーで焼くってどうよ、と思ったのだ。
作り方を調べてみるとYoutubeにあったのでそれを見てみた。映像で見ると簡単に見えたけど、やってみるとなかなか大変。特にめん棒!擂粉木で代用したけど駄目ね。生地がうまく均等に伸びない。でも、生地にはなったのでりんごジャムで簡単にパイを作ったり、適当に色々挟んで美味しく食べました。結局ホットサンドメーカーよりもトースターで焼いちゃった方が上手く焼けたけど。
もっと簡単に、もしくはコツがわかりやすいのないかなと再びYoutubeで検索すると、幾つかあった。で、パティシエ石川マサヨシのパイ生地の作り方、これがわかりやすくて丁寧で見栄えが良くて。よし、と買っちゃいましたよドレッジを。
二度目を作ろうとなったときに、意気込んで買ったはずなのにドリッジを使わなかった。別のYoutubeでフードプロセッサーで混ぜるのを見ちゃったので、フードプロセッサーでやってみた。フードプロセッサを利用した動画の人は、手作業と両方比較していたけれど、フードプロセッサーで混ぜた生地の方がキレイだった。
本人もそう言ってたし。でも、石川さんの作った生地はさすがプロ、美しい生地だった。自分はフードプロセッサを使ったけれど、生地の状態は石川さんの説明や画面を参考にした。フードプロセッサーの動画からは分量と混ぜすぎると器具が壊れるという点を参考にした。それからパイ生地を折るのは石川さんのを参考にした。今回はフードプロセッサーで混ぜたけれど、せっかく買ったんだからドリッジは次回にでも使おう。1回目と比較すると、生地を作る時間はめちゃくちゃ短縮された。
今回やってみて思ったのは、器械を使うと多分誰でも80点から70点の品物はできるんだろうなと。でも、それ以上のものを作ろうと思うと、プロフェッショナルな技が必要になるんだろうな。バターに粉をまぶす?混ぜる?最初の段階で、フードプロセッサーではたしかに私がやるよりは、きれいに混ざる。でも、やはりダマとかがある。石川さんの生地は画像で見る限りムラがあまりなかった。
そうした違いは、きっと味などに出るのだろうなと思う。練習をし続ければあんなにきれいな生地が私でもできるようになるのだろうか。
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