本質的なことがあとまわし

西脇先生を師匠と思っている私は

先生の言う

「詩を書く前に自前の詩論を持つように」

という教えを守りたいなと思って


小説を書く前に自前の小説論※を持ちたい

と思っていたんですが……

※小説論=「どういう小説がいい小説かということについての考え」


いい小説ってなんだろう?

小説ってそもそもなんなんだろう?

とかいうようなことを

うんうんと考えてました


でもある瞬間思ったんでした


いい小説がどういうものか分かったとしても

(分かってないんですけど)

それが私には

というようなものだったとしたら

いまのところあまり意味がないんじゃないかな?


どんなのがいい小説なのか

ということを考えるよりも

自分に書ける小説が

ちょっとでもマシなものになるためには

どうしたらいいんだろう?


というくらいのことを考えるようにした方が

いいのかもしれないなぁ

なんていうことを思いました


小説ってなんだろう?

とか

どういう小説がいい小説だろう?

とかいう

本質的なことも

いつでも考えておきたいんですが


そういう大問題を考えていると

いつまでも小説を書きはじめられないので

とりあえずいまのところは

もうちょっと小さい問題から

取り組んでいくようにしよう


というように思い直しました


ーーーー2023年3月11日

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小説をめぐって考えていること、いろいろ ロッコ @nkymked

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