アルバイトがいつかないのか、応募する人がいないのか、いつも募集の張り紙が続く本屋さん。店主一人で常に店頭に立ち続けるのは大変で、そりゃあアルバイトの一人ぐらい雇いたい所でしょう。
でもこの本屋さん、ちょっと不思議なお店のようで・・・。
本の並んだ空間というものは独特の雰囲気があり、古い店舗で薄暗かったりすると物語にまつわる何かが引き寄せられたりして来る事もありそうな感じがしたりしますが、このお話を読むとよりそんな事を思ってしまいそうです。
最後のオチを含め、この不思議な本屋さんの空気感を楽しんで欲しい一作。