第10話 魔法学校の図書館司書
魔法学校はこの国に一つしかありません。全国の魔法使いの
逆にいえば、魔法をここより
魔法使いが
ある日マージは、保健室を
図書館には
しばらく何冊もの本をパラパラとめくっていると、マージは肩を
「お
魔法学校の
「あら、ブロンズ先生、お
そうですね、なかなか見つからないのですが……でも自分で探しますわ」
「覚えているとも、マージ
「なぜ私が探しているものがわかるのです?」
「長年、司書やってるとね、手にとった本の
ブロンズはマージがついてくるかどうかはおかまいなしに、スタスタと歩き始めました。マージはためらいつつもブロンズを追いました。
ブロンズは、
そして彼は、
マージはお礼を言って本を受け取ると、ページをめくりました。本には過去に使用が
「本棚になく司書室に
「わしが読んだからここにある。
この国の魔法に関する
実をいうとわしはずっと腕輪を探していたのだ。回収
「ひょっとして、私がここにくることを
ブロンズはマージを
「もし
「大変失礼なことを
「何か
ブロンズは
「では、
約束の法とは、お互いに約束事を決めて
とても
「いえ、そこまでしていただかなくても
「
「いいえ、私としても、腕輪の情報が少なくて困っていたところです。ブロンズ先生がよくご
マージとブロンズは後日、マージのアトリエで会うことを約束しました。もちろん、魔法を使わない
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