第5話 狙われたエーリ
──きっと
黒いローブの人物は魔法使いのようです。エーリとカレンは
「今日はマージ先生はいません。
「魔女がいないことは知っているさ。
きっと、あの腕輪のことです。エーリはとっさに左の手首を押さえました。この人が腕輪の
「今日はいいお天気ですね」
この男が“真の持ち主”であるかどうかはわからないので、渡すべきではないのかもしれません。しかしフードの下からぎらりとのぞく
しかし、“腕輪の事を話すことができない魔法”が、それを
カレンはエーリのトンチンカンな返答を聞いて、自分は
「話をはぐらかして、天気とは。
黒いローブは急に二人の少女との
そして、彼は痛いほどの力を
男は腕輪を見て
「
エーリは
「くそっ。こうなればやはり腕ごともっていくしか……」
男がそう言って杖を
エーリとカレンは逃げ場のない中、なんとか助けを呼ぼうと、
「誰か! 先生!」
エーリとカレンは
もう逃げられない、と二人が思ったその時、ローブの男は
──マージが帰って来たのです。
「
マージは男を
エーリとカレンはマージ先生にかけ
「留守中に
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