理想の本屋さんについて
桜咲吹雪
一回目(3/1)
『ティファニーで朝食を』という有名な小説が(あるいは映画が)ありますよね。
ずいぶん昔に読んだ本なので記憶が曖昧なのですが、題名となっている『ティファニーで朝食を』というセリフは確か…登場人物の女性が後半で口にする会話に出てきましたね。
パッと、オードリーヘップバーンさんの姿を思い浮かべる方も多いでしょう、あの彼女が言うセリフ。
うーん…現代版日本語訳すると、こんな感じですかね。
「うち、ティファニーがめっちゃ大好きやねん。だから~いまの気分的にはぁ(※オールからの朝帰り中)ティファニーで朝飯食えたら激盛ハッピー鬼MAX!」
(多方面のガチ勢の方、怒らないでください…。ずいぶん昔に読んだから記憶が曖昧なのです…)
つまり、大好きなティファニーの店舗で朝ごはんを食べることができたら、そこは彼女にとって100%に理想的な空間。
では我々も、このeコマース全盛期の世の中で、理想的な本屋さんについて考えてみようではありませんか!
①古く大きな洋館、扉を開けて店内に一歩足を踏み入れると、壁一面、上から下までずらりと古今東西たくさんの本が色とりどり広がっている。
②本の背表紙たちをうっとりと眺めていると、いらっしゃいませの声と共に、ティーポットを持った執事が長いヒゲを揺らしつつお出迎え。
③素敵なアンティーク椅子に座らせてくれて、紅茶でおもてなしをしてくれながら、求めていた最高の一冊を見つけ出してくれる本執事。
④「なんかこう…ミステリーが読みたいな、わくわくできて最後はハッピーエンドな本、何かないですか?」こんな適当な要望にも、「では池井戸潤はいかがでしょう」きちんと応えてくれる本執事。
⑤お茶を飲みながら、のんびりとおすすめの本を読んでいると本執事は、そのピンク色の肉球でやさしく肩をマッサージしてくれる。
…こんな理想の本屋さんがあったら、週2で通うんだけどな。
理想の本屋さんについて 桜咲吹雪 @fubuki-sakurazaki
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