第14日 お題 アンラッキー7

 …ひどい

 ……なんてひどい


 打撃が弱くて点が取れなくて、7回で大体頑張ってた投手が力尽きる、ここしばらくの我が中日ドラゴンズの事だろうそうだろう!


 チームが弱くて負けが込んでて、心が弱っているファンにこの仕打ち。

 運営さんには、人の心がないのか(涙)


 ◇◆◇


「ラッキー7」が野球用語由来の言葉らしいのはWiki等でご確認いただくとして。


 野球は、投手が投げて打者が打つことで試合が進んでいくスポーツで、2時間くらいの試合を投手は多い時は150球位も投げます。


 いかに鍛えているとはいえ、四日おきにこんなことをしていると体を壊すので、最近は100球を目途に交代します。試合の進行次第ですが、6回7回くらいになります。

 試合を有利に運ぶには、最初に力のあるピッチャーを登板させて主導権を握る必要がありますが、いかに力のある投手とはいえ、100球も投げると球威が落ちます。変化球が曲がらなくなります。これは大谷選手でもダルビッシュ投手でも同じです。

 反対に打者は先発投手のボールに慣れてきて、タイミングもあってきます。

 試合開始当時、「投手有利」だった力関係のバランスが崩れて、打者有利に傾く瞬間が訪れるのが「7回」です。

 攻撃側は負けていたとしても、あきらめるもんか! 勝負はこれからだ!

みたいな感じに活気づきます。


 でもこれを喜べるのは打撃に自信があるチームだけです。


 打てない我がチームにとっては、まさに「アンラッキー7」。点が取れないままずるずる来て、頑張っていた投手陣が疲れ始めて、そろそろ試合を見てるのが怖くなってきます。珍しく勝っていたりすると尚更です。


 このような七回の事を「ラッキー7」の逆の意味の表現として、「魔の七回」と言ったりします。

 村上様が手に負えなかった去年は、神宮球場の東京音頭が呪いの踊りに見えました。


 今年はもう少し、心安らかに見れる試合が増えるといいな……

 

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