第13日 異世界VS日本食 2
異世界でもご飯はおいしい方が楽しい。
というライトノベルで、異世界ならではの料理が作中に登場する一方で、
異世界の食生活が合わないから、自分のために美味しいものを作る。
という方向性の小説が生まれ、サバイバルの延長だった異世界ごはんが現代日本のご飯に近づいて。
中には後の『ドクターストーン』みたいに料理を作ることを目的として、技術から進歩を積み上げてい行く話もあったように思います。
ネット小説は系統樹というか逆アミダというか、一つ手がかりを見つけてみんなでそちらの方向へ進化を模索するようなところがありますので「異世界」「料理」を手掛かりに沢山の作品が書かれることになりました。
異世界の人間が日本食にびっくりする。――という舞台設定は、その流れの中で生まれて大きく育った分野といえるでしょう。
異世界人ミーツ日本料理で言うと、私の場合はFateのセイバーと衛宮士郎あたりが出発点なのですが、今回のお題とは微妙にズレるので割愛させていただくとして。
個人的に好きなネット由来の小説を上げていくと
包丁以外何もないところから料理技術のみで異世界の文化と対峙する『異世界料理道』。ネットスーパーというスキルで買い物できる『とんでもスキルで異世界放浪メシ』(アニメ化でイオンと一緒にカゴメとエバラも異世界に連れて行った)
これらが「タイムマシンで石器時代へ行ったら遭難した」というタイプの設定であるとすれば、「どこでもドアつながった!」が『居酒屋のぶ』と『異世界食堂』あるいは『日本へようこそエルフさん。』あたり。
とくに『食堂』は、これはもう、初期のチャーハンの頃から熱く追っかけていて、毎回土曜日の日付が変わる瞬間を待ち構えてすぐ読んで、すぐ感想を書いていたくらいです。
……ふっ。あの頃は、いずれ自分が同系統の話を書いて全部で七万字超えるとか、思いもしなかったなあ(遠い目)
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