第49話 らいかんさんと張巡らされた『伏線』【解説回】

はぁ……。

あちらの物語は、お『花』が咲き乱れて優しくも素直な女の子のお話ですのに、どうしてこのお話は、お『鼻』がおいにーをくんかくんかDeath!!なのでしょうか。


悪意しか感じられませんね(とほいめ……。


何時か描かれるかすらわからない、お父さんとお母さん。

わたしは、人間の村で生き、冒険者として楽しく過ごす(物語の)予定で、ここまで頑張ってきました。


それはある意味では、順調なスタートだったのかも知れません。


ですが、様々な人と出会い……。


様々な人と出会い……。


出会い……。


く……。


 👃 💩


『くっさ~~~!!!』 バタンキュー


本当に何でこんな登場人物ばかりなのでしょうか!


臭いで幽体離脱しているわたしを実験台にして、このくそアフロ!

わたしの鼻に直で『ハーツホーンの塩』を置いてやがります。


そりゃわたしだって、生き物ですから、幽体離脱すれば元に戻りますよ?

皆さんと同じです!(え?


確かに少し実体験が玄人ですけれども、戻るのです。


それを、楽しそうに「置き続ければどうなるのかのぉ~ふぇふぇふぇ」と、声に出して実験を始めたこのマッドアフロが、メモをとりながら、『ハーツホーンの塩』を退けてくれません。


戻るたびに「グエッ!」と顔を歪めますので、分かるのでしょうね……。

毎回嬉しそうにほくそ笑むのですよ。



あ~。また戻ります;;


「グエッ!」 


もう~~~~~~><


チョット!チョットチョット!Σ(・ω・ノ)ノ!Σ(・ω・ノ)ノ!



✿ ✿ ✿ ←献花からの喧嘩不可避


――物語は粉物の心の声に移る――


どうしましょう。思いついたネタが終わってしまいました(白目

【解説:この時点ではネタが終わってしまい、私は水平線を眺めていました。】


ん~何かを忘れているような……。何だったかしらね?

( ゚д゚)、ペッみたいな? 「・」みたいな? そんな何か……。

【解説:この時点では穴李さんの現状を書くつもりでした。】


 ◇


そんな作者の心の声が聞こえたのか、満足な顔をして、教授が『ハーツホーンの塩』をやっと離してくれます。


うわぁ……まだ、鼻に刺激臭が。

でも、戻りましたしお仕置きと行きますか(ぽきぽき

【解説:ここで何かを閃きました。】


ん? 猿両アフロにぶら下げて、悟り開いていても無駄ですよ?


リアル爪シャキーン!!

―――スパパパパパパ!!!


Http……らいかんぱるぷんて!!!!


これでも頭に付けておけばいいさ( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \


わたしは、寝起きの悪さの振りをして、教授のアフロを剥ぎ取ります。

そしてパルプンテで召喚した「綿あめ」を教授の頭に載せます。


うむ。元に戻った(*'▽')にぱー。 【解説:綿あめアフロ(*'▽')にぱー】


※ ※ ※


最後に少しだけ、色々な方が色々と失いましたが、概ね『桜』クエストは成功と言って良いのではないでしょうか。


わたしは血を失い、ぱんちゃんは白色を失い、そして教授はアフロを失いました。

それが……『桜』クエストの恐ろしいところ。


”何かを失って何かを得る”のです。自然の摂理というものなのでしょう。


わたしはらいかん魔法で、天寿を全うした『桜』の戦士たちを収納します。

命の大切さを、生きるための糧とする罪深さを、そして、戦って得た誇りとその責任感を、ひとつの言葉に込めて仕舞います。


『 い た だ き ま す 』 



――↑は、この編の大事なこととして真剣に ↓は、ネタ――



そして、少しだけですが、戦いにより刻まれれ飛び散った部位を集め、燃やします。

送り火となるように、しっかりと燃やします。


『 あ ふ ろ は よ く も え る 』


――伏線回収―― 【格言:伏線とは後付けで何とでも言える魔法】


「さて、皆さん向かいましょうか。」

「そうパンダね。」

「これで……王国はまた1年平和になる。」

「わ……わしのアフロがぁ……オヨヨヨ」


「煩い綿あめアフロ(カツラ)ですね? ぶっころー呼びますよ?」


こうして、わたしたちは、激戦の地『パンダエリア』を去り、神の待つ( ゚д゚)、ペッあの場所に向かうのでした。


【教訓:もう少しお話を練ってから書き始めないと、アナリーさんには一生会えません(白目)】



今日も元気に「ホントナニコレ」 【本日の懐かしの迷言①】

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