第14話

「私、知ってるの。というか。

私だけが知ってると思うの。

山吹くんが実は最強だって」




「…ありがとう。でも

俺は家の事情で大学には行かないだろうな。

すぐにどこかに就職しないといけないだろうな」


「仕事先ならいくらでも紹介できるわ。

パパに頼めば、、と言うか山吹くんなら

うちの財閥の息がかかった会社で絶対に活躍できる」


「山吹くんのこと彼氏にしたい、って前から思ってた。実は最強だって知ってからずっと気になってたの…」


「…」


「ずっと無言だけど。

私のこと、彼女にしてくれるよね?

だってついさっき、私の胸、揉んだもんね??」


「…っっ」







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