雨月の弥生日記

第6話見果てぬ夢

雨野月子

「僕は正義の味方になりたかったんだ」

スーツを着て何を言っているのでしょうか。

これはfateゼロの衛宮切嗣のセリフです。正義を追及する彼は多くを救うために少数を犠牲にすることをためらいません。でもそれは本当に正義なのでしょうか。

雨野月子

「本題はそれじゃなーい！！」

おっとfateの推しが衛宮切嗣だったのでつい熱くなりました。声優の小山力也さんの熱演もまたいいんですよ。

雨野月子

「英霊を召還する。きたれアーチャー！！」

おおっ魔方陣からでてきたのはまぎれもなく奴です。左手が銃の宇宙海賊コブラです。赤いスーツに身を包んだ彼はニヒルな笑みを浮かべています。

fateの魅力はかつての英雄や神話の神々、歴史上の偉人などを英霊として呼びだし、自らを守るサーバントとして使役できることです。

ということでなんと雨野月子はアーチャーとしてスペースコブラを召還してしまいました。

サーバントはセイバー、アーチャー、ランサー、ライダー、キャスター、アサシン、バーサーカーの七騎です。

では自分はキャスターを召還します。

「やれやれ、ゆっくり紅茶も飲ませてもらえないのかね」

召還したのは自由惑星同盟のヤン・ウェンリーです。魔術師ヤンをキャスターとして召還しました。

ヤン個人の戦闘力は皆無ですが彼が率いる第13艦隊は皇帝ラインハルトですら最終的には勝てませんでした。

他のサーバントも決めましょう。

そうです、SF作品しばりです。

ライダーとして召還されたのはなんと機動戦士ガンダムのアムロ・レイです。ガンダムに乗るからライダーなのです。本体のアムロは内気な青年ですがガンダムに乗るとほぼ無敵です。たかだかメインモニターがこわれたぐらいではどうということはないのです。

アンドロメダと地球をつなぐ銀河鉄道999から降りてきたのは星野鉄郎です。星野鉄郎はアサシンです。星野鉄郎はさらにキャプテンハーロックとクイーンエメラルダスがついてきます。

映画でハーロックは鉄郎にはかすり傷一つ負わせないといっています。またエメラルダスは愛するトチローの最後を看取ってくれた鉄郎を命がけで守るでしょう。

メーテルの母親であるプロメシームを殺害したのでアサシンとしました。

おっとコーホーコーホーと独特の呼吸音がしますね。真っ黒な宇宙用のスーツにあの恐ろしい黒い仮面。バーサーカーとしてあらわれたのはかのダース・ベイダー卿です。愛する妻を助けるためにフォースの暗黒面に堕ちたアナキンはバーサーカーとしました。

「あばよ涙、よろしく勇気」

ここで本命のセイバーの登場です。銀色のメタルスーツに身をつつみ、レーザーブレードを持つのはあの宇宙刑事ギャバンです。彼こそ正真正銘の正義の味方です。ダース・ベイダーとギャバンの戦いはみものですね。

レーザーブレード対ライトセイバーの戦いの行方は。

さてとりを飾るのはランサーです。

「こんなの乗れないよ！！」

少年の声がします。あれは碇シンジ君です。

そうランサーは碇シンジ君とエヴァンゲリオンです。ロンギヌスの槍を持っているのでランサーです。暴走するのでバーサーカーにもなりえます。

難点は碇シンジ君のメンタルの不安定さですね。しかし融合率があがれば無敵となり他のサーバントを圧倒するでしょう。

雨野月子

「しかしこれ著作権の壁いくつこえなくちゃいけないのよ。まさにみ果てぬ夢ね」

雨野月子の言う通りこれは見果てぬ夢ですね。いつかレディプレイヤー1みたいにかなうかもしれませんね。

他にもサーバントとしてボトムズのキリコや人造人間キャシャーン、レンズマンのキムボール・キニスンなんかもいれたいところですね。