短編なのでこれ以上はネタバレ。応援してます!
紙媒体の未来をどこか暗示するような感じもしつつ、あくまでものどかで、まったりとした時間が流れ、結末を読者に委ねる様も実にのんびりしている。ゆったりとした時間を感じたい方に、おすすめです。
いいなぁ。私もそんな本屋さんで働きたい。そして、恋の予感が。そこのとこ、もっと読みたい。
本屋を経営してみたい!本に囲まれて、のんびりと暮らしたい!そんな思いはあれど、本の売上が下がっている昨今では難しいのが現実。けれど降ってわいたおいしい話のおかげで、主人公は意図せず本屋で働くことになります。けれどお客さんはほとんど来ず……。でもそんなことを心配しなくてもよい状況は、羨ましいですね!主人公の立場になりたい人は多いのではないでしょうか。のんびりとした日常と、非日常が始まっていきそうな予感にドキドキします。