あと23日

手術まではあと23日ながら、入院まではもう2週間と少しになりました。


1日で謎に3キロ増えた体重も戻り、この調子なら平均的な体重増加の範囲内で君を産んであげられそうです。


ただ2週間で2キロ増えた厳重注意の週の君の体重増加を思えば、体重が一切増えない最近の私の中の住み心地はあまり良くないのかもしれません。


と言いながら、私は君を妊娠する前の体重を知りません。

最後に計ったのは去年の春に緊急入院したときで、そのときはステロイド服用と点滴の副作用で70キロちょうどありました。


顔と胸だけに肉がついていたので、手足は細いまま、身長もあるせいで特に肥満扱いもされませんでした。

中学生には間違われていたけど、あれはメイクできない影響でしょう。


君のおかーにゃんは、綺麗にメイクできる腕がありません。

技術もそうだけど、腕が自由に動かないという意味で。


いつか参観とかに行ったときには恥ずかしく思われるのでしょうか。

人間見た目ではないですが、私の人間性は誇れるものではないのでそこは少し気になります。


話を戻すと、君の存在に気づいた妊娠4か月目には、ステロイドをやめて数か月の私は60キロ代でした。

お腹に君がいるのに痩せたことになります。


なので母子手帳などにはサバを読んでてきとーな体重を書きました。

どこまでが平均か、色々指導されても私には適正かわかりません。


君の体重がきっちり増えていることだけが正確な情報で、それを嬉しく思うだけです。


今朝の君は、私が昨日読書で夜更かししたせいか君が午前2時から大暴れしていたせいか、とても静かでした。


「まだ寝てるみたい」と伝えると「珍しい」とおとーにゃんは笑って、少しだけ寂しそうに出社しました。

君のお見送りがとても力になっているんだね。

凄いことです。


私の名前よりも君のニックネームを頻繁に呼ぶおとーにゃん。

どちらにかはわからないけど、ちょっと妬いてしまいます(笑)

でもおとーにゃんは凄い人だから、仲が良いのは嬉しいです。


昨日保健師さんに「父親の顔映ると嬉しそうに動いて、彼に(朝晩2回の)ビデオ電話をしないと、電話しろ!って蹴り上げてくるんです」と話すと、

「そんな赤ちゃん見たことない。すごいね。もうお父さんわかるんだね」と褒めてくれていました。

ついでに「今から自己主張激しいね」と笑ってもいました。


自己主張が激しいのは私に似たのかもしれません。

主張しないよりもしてくれる方が嬉しいし、君には奔放に育ってほしいと思っているから、この調子で元気にしていてくれると嬉しいです。


そういえば寝るときに「花は咲く」を流してみたけれど、あんまり繰り返すと眠くなるのかな。

はじめははしゃいでいたのに、だんだん大人しくなりましたね。

子守唄に良さそうだと思いました。

気が早いかな。


じゃあ、また明日。

君と会えるまで、あと23日。

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