名のない君へ捧ぐ

あと25日

お昼の12時に書くようにしていたこの日記は、いつの間にか夕方に書くようになりました。

今日は15時。

君は11時から大変お元気にずっとぼこぼこむにゅむにゅしているのに、遅くなって悪いなあと思います。

私は今日も、お薬に負けていました。

頭が痛いのと、目が痛いのと、眠いのと、それから足が痛いのと。

昨夜、私は足の皮膚が引き攣れるように痛んで

「何事だろう」

と騒ぎました。

結論、むくみでした。

両足が倍くらいに膨らんでいて、マッサージ機にかかると機械の痕が真っ赤につきました。

最近の急な体重増加といい、梨状筋下の痛みといい、そしてむくみといい、正直に言えばつらいですが、一方で、もう少しで君に会える嬉しさもあります。

未だに蹴り続けているおへその裏側から君がいなくなるのか、と思うと、少し寂しくもあります。

私もおとーにゃんもよく泣くので、どちらに似ても君はいっぱい泣いて私たちを呼んでくれるのでしょう。

それが楽しみでもあります。

そういえば同じく昨夜、君はおとーにゃんとのビデオ通話が切れるのを嫌がって、

「もう寝るから電気消す」

とおとーにゃんが電気を消す度に暴れ動いて早すぎるイヤイヤ期を発揮してくれました。

おとーにゃんが電気を点けてくれると大人しくなって、を3回繰り返し、明日も朝早いおとーにゃんを寝かせるためにと、君に諦めてもらいました。

産まれる前からおとーにゃんが大好きなんですね。

微笑ましいです。

おとーにゃんも嬉しそうに笑っていました。

毎朝君のポコポコ応援に送られて出社するおとーにゃんは、今日もやっぱり嬉しそうでした。

君は産まれる前からひとを笑顔にできて、とても素晴らしいと思います。

じゃあ、また明日。

君と会えるまで、あと25日。