エピローグ

あれからもうすぐ丸3年。コロナは終息してはいないが、インフルエンザと同じ扱いになることとなった。

私は家に帰ってから、外歩きや家事、寝る前の体操でリハビリを行い、今では日常生活には支障のないまでに回復した。外に出るときだけは杖を使う。


今になって思うのは、総合病院をいうのは色々な人が働いて成り立っているということ。

医師、看護師、理学療法士、薬剤師やレントゲン技師などの検査の方。そして患者のお世話をする方々、病室を清潔に保つために動く方。病院食を作る方、栄養士の方。受付などの事務の方。そしてここには医療に関しての相談窓口まである。

多くの人が自分の責務を全うすることで快適な入院を提供している。


コロナ発生以来、先の見えない中医療を守ってきた方々には本当に頭が下がる。

院内感染を防ぐのは大変だったろうし、これからも気を抜くわけにはいかない。


私に出来ることは、脱臼させて椿ケ丘総合病院に戻らないようにすること。それだけ。


改めて医療関係者の方々に感謝を込めてお礼を言いたい。


入院の際はお世話になりました。おかげで今では日常生活に支障なく過ごせるようになりました。お体十分にご注意ください。ありがとうございました。





  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

骨折入院療養生活 医療関係の皆様お世話になりました 星之瞳 @tan1kuchan

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ