主人公の彼は、心に消えない空虚感をずっと抱えていました。友達曰く、それは中二病……終わらない中二病それが本当にそうなら、人はみな中二病を抱えて生きているものなのかもしれません。想い出の糸を辿った先に、誰の記憶にも一度は灯っていた、想いが甦ります物語を辿った先は、自分の心とも向き合う時間となるかもしれません
福寿草の花笑みを持ちて、君を待つ。雪深き山で、待っている、美しい少女。読みやすく、読後感も良いショートです。ぜひご一読を!