第17話、忍び寄る魔の手?
「さて、
「……ああ、そうだったな」
そう言って、僕はカイ博士に
マリーさんの制作の
しかし、アキさんはよく理解出来ていないのか首を傾げて問い掛けた。
「……えっと、その対価って何?」
「簡単な話だよ。僕の転移能力を科学的に
「……それって大丈夫なの?
「大丈夫じゃないかな?其処の
「じゃあ、そろそろ行くぞ」
「うい」
そう言って、僕はカイ
・・・ ・・・ ・・・
ヤマトはそのままカイという名前の博士に付いていった。いかにも胡散臭い感じだったけど、ヤマトが
しかし、どうしてだろうか?胸の
「……ねえ、貴女は私の
「はい、そうですねお
お姉さま。結局私の
見て見ると、アキの方も何だかもやもやしたような
「まあ、この際私の呼び方については
「……あ~、私自身グランドマスターの情報はあまり持ち合わせていないですよ?」
「そうなの?」
「はい、なにせ生まれてからまだ数日の
「……それにしては、ずいぶんと感情豊かだけどね」
「はっはっはっ、其処はまあ私。超高性能な
「……はぁ」
思わず、溜息とも
ありえないと言っても良いだろう。其処に、この世界の
この世界というより、カイという科学者の異常性というべきか。
と、その時……マリーが何かを察知したように右斜め後方を
「……どうやら、
「招かれざる客?」
「はい、ありていに言えば
そう言って、マリーはその場から駆け出していった。
そして、しばらくビルの
一振りのナイフを持ったフードを被った男の姿が。そして、その
床にはおびただしい量の血が流れており、一目で
その姿を見た瞬間、私の中で何かがキレた
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