SF世界編
第14話、色々と不穏な異世界転移前日
「ねえ、今度一緒に
「一緒に、
全てのテストが終わり、次の日から
ある意味で、僕は学校中の
そして、現在アキさんは僕に連休を
いやまあ、何処に?僕の能力なら
「いや、もちろん
「う~ん?ファンタジーな異世界は少し前にメリーさんと行ったし、じゃあ趣向を変えて今度はSFチックな異世界にしようかな?」
「SFって事は
「うん、確か丁度親友が居る世界にそんな世界があった筈」
僕の言葉に、アキさんは
「ああ、貴方って確か異世界じゅうに知り合いや
「うん、いっそ友達百人でも
そう言って、僕達は互いに笑い合った。その時……
「……一体、何の用だ?『道化師』」
「ははっ、別に警戒する必要は無いんだぜ?そうカッカするなよ、カルシウム足りてないのか?」
ほれっと、道化師は俺に
この男のペースにのまれては
こいつは、世界を
にも
「それにしても、この前の
「この前の、親子……?っ⁉」
僕はすぐにその意味を理解した。こいつ、あの女の子の一件に……
アキさんはよく理解出来ていないようで、
「理解出来たようで
「っ⁉」
その言葉に、ついに道化師の言葉の意味を理解したアキさん。彼女の表情が怒りに染まり道化師を
今にも跳び掛かりそうなアキさんを
「……まずは聞いておこうか、
「ははっ、分かっているくせにそんなツマラナイ事を聞くなよ。俺の
「自分の趣味の為に、お前はそんな事をしたのか?」
「当然、俺はこの世界を面白く楽しく
「ちっ……」
道化師のセリフに、僕は思わず
そうだ、こいつは
思い出す。全てが滅びた世界で、火の海の中狂ったように笑う道化師の姿を。
「ま、今日はただの
そう言って、道化師は
不安そうな
「大丈夫だよ、もう
そう言って、僕はアキさんの手を
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