第1話、メリーさん初めての異世界転移?
「えっと、つまり貴方は私みたいなお化けに
「うん、つまりそういう事だね」
うん、それにしてもあの時のメリーさんは……
「中々かわいかったな……」
「
「ごめんなさい」
即座に僕は頭を
うん、どうやらかなり
さて、どうやってメリーさんの警戒を解こうか?
「それで、今さっき私の
「うん、テレポート能力には
「ふーん?凄いって例えば?」
どうやら少しも
まあ、明日も学校は
「じゃあ、実際にそれを見せてみようか」
「へ?」
言った瞬間、僕達は全くの
その
「僕の転移能力に
「……………………」
メリーさんは
正直、大規模な転移と小規模な転移を組み合わせればもっと凄い
「まあ、とはいえ自慢出来るような
「……なんで?」
「これは本来、僕が生まれ付き持っていた
「へ?それは―――」
一体どういう事?そう聞こうとしたのだろう。けど、そんな事は聞く
遠くから、何かの獣の
「な、何今の鳴き声は。聞いた事がない……」
「あいつか、
瞬間、空を飛んであいつが僕達の前へと
そう、獣の王にして幻想種の王。ドラゴンだった。
「ド、ドラゴンっ‼‼」
「……久しいな、ヤマトよ。そちらの
割と気さくに声を掛けてくるドラゴン。当然だ、僕と彼は知り合いというか親しい間柄だから。端的に言って、
「久しぶり、ウロボロス。
「うむ、メリーか。
「あ、う……うん?えっと、はい」
どうやら状況が上手く呑み込めないらしい。まあ、確かにその通りだろう。僕が初めてこいつと出会った時もそんな状態だったし。いや、懐かしい。
まあ、ともかく今日はお互いに
「メリーさん、こいつの名前はウロボロス。
「あ、ど……どうも?」
「ふむ、人形に魂が宿った?云わば魔法人形とかゴーレムのようなものか?」
「ウロボロス、それは少し
僕の説明に、ウロボロスはほう?と感心したような
「それは、つまりお前が以前話していたツクモガミという
「うん、そうだね。その
「なるほどの……」
「ところで、僕達に何か
「おお、そうだそうだ。
はははっと
・・・ ・・・ ・・・
とある
ただし、実体のある生物ではない。彼のドラゴンは青紫色をした
即ち、ドラゴンのゴーストだった。
中には
死してなおその強すぎる怨嗟により現世に
その名も、
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