第7話 これだから子役は、の一言で、子役に対して、差別発言、暴言を繰り返してきた広域報道媒体へ。

 これだから子役は


 繰り返される文言。


 なくならない差別。


 誰もが二言目にはこう言う。


 これだから子役は。


 子役出身俳優と違って、神木隆之介さんはすごい。


 どうして。


 名子役でなくて、名誉俳優、とでも呼ぼうか。


 要するに、子役の中にも例外がいて、大体の役者とか、全員そう。


 心の奥底では、業界関係者ほど子役を馬鹿にした存在はいないと思う。


 これだから子役は、の一言で、俳優による性的虐待を全てほうむってきた罰だよなぁ。


 春馬さんや、神田沙也加さんをほうむってきた。


 何人仲間たちが被害にあっているか、私知らないんですよ。


 ジャニーズ事務所のことをいろいろ言ってる奴らにいいてぇよ。


 ジャニーズ事務所は例外だと思って言ってんだろ、お前ら。


 誰も助けてくれなかった。


 私がストーカー被害にあって、人生めちゃめちゃになって、勉強のやる気もなくして、最終的に私は落ちるとこまで落ちたんだよ。


 なぁ、芸能界。


 返せよ、すべてを。


 俺の人生返せ。


 今までの、性的虐待をした、すべての芸能人の罪を暴いてください。


 死体蹴り?


 バラしますよ、すべて。


 どれだけの人間が被害にあってきたか、実数が不明である以上、誰も手を出さないでしょう。


 私にとっての1番の復讐は、それは、私が知っている地獄を全て白状することです。


 私にとっての1番の怪談は、人の心です。


 芸能界にいる、目の前にいる子供が苦しんでいても、何も助けようとしない大人たちです。


 これ以上被害者を増やすな。


 これは警告でない。


 付き合ってもらうぞ、芸能界。


 覚悟しておけ。


 7話目、終わり。


 

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