第十三話 普通の人なら、差別くらい反対するでしょ(2)
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「霧お姉様ァ!」
「こっち向いてくださーい!」
教室のドアの外で、主に下級生の女子たちが五つ六つと顔を並べ、自席で帰り支度をする霧へ熱い視線を送っていた。
霧が不在の間はすっかり萎縮して存在感を消していた彼女たちだが、現金なものだ。本人が先刻の始業式で、自身の無実をほのめかし以上の言い回しで訴えつつ生徒会長の地位に復帰するや、本人が校内のどこにいようと、たとえトイレへ向かった先でも、即日のうちにすっかりこの調子となっていた。ただし一方で、霧への敵意の視線は相変わらずか、あるいは微増したきらいもあり、そのため、萎縮から自身を解き放つことのできた子は、残念ながら全員ではない。おそらく半数にも満たないだろう。
逆にいえば、ふるいにかけられて残った、それだけ熱狂的な子たちといえた。
「女王様が死ねって命令したら死ぬんじゃね?」
彼女たちへ、聞こえよがしに嫌味を吐くクラスメイトがいた。その者へ、彼女たちも顔をしかめたり、舌を出すなどして敵意を示す。
まさか本当に死にはしないだろうが、自分たちが崇拝する気高く麗しい存在のためなら、なるほど、確かに相当なところまで身命をなげうちそうな子たちに見える。
霧の目には、これら忠実なしもべたちがどう映るのか。
「他人とは、救えるか使えるかだ」
先日、風歌にそのような事をうそぶいた霧だ。
本日提出期限かつ、一部やり残していた夏季休暇の課題を大急ぎで仕上げた風歌が霧より随分と遅れて教室をあとにすると、例の子たちが恍惚とした表情で、なおも廊下にたたずんでいた。
「おうちにお呼ばれされるなんてェ……」
「夢みたい……」
「あーん、早く生徒会終わってー……」
風歌は背筋に何やら薄ら寒いものを感じた。その帰路、「わたしは呼ばれてないんですけど」と、路上の石を蹴飛ばしもする。
同夜、石が受けたとばっちりは完全に誤解に基づくものだったことが、加害者である風歌自身によって反省もなく判定された。
どうやら、「お呼ばれ」といった無邪気で愛らしいものではなく、その実態はむしろ「会合」や「密議」とでも呼ばれるべき不穏なものだったことが容易に推察できたからだ。最初に感じた悪寒こそ正確な反応だった。
悪い奴、と風歌は思い、なぜか自分の口もとが
推察の根拠はネット上にあった。アカウント「遠埜霧」が、その偽物とともに凍結となった例のSNSだ。風歌としては、冷蔵庫を奥までまさぐってプリンを入手したほどには積極的に検索したわけではないが、霧を嫌う者たちが当SNS内外で大々的に喧伝していたため、ほぼネットに繋いだだけで否応なく知れてしまった。
炎上だ。むろん標的は霧。
その怒りの炎が伝えるところによると、どうやら「遠埜霧」が、異様に数を増やしたらしい。その数はとても一桁では納まらず、何十とほぼ一斉に誕生し、しかも三桁の大台に向けてなおも増殖中という。
ヘイトスピーチ等の反社会的な投稿を繰り返してやまない従来の偽アカウントも、凍結されるたびに犯人がすぐさま作り直すことで、一つは常に存在していた。しかし今回大量発生した分は、まず間違いなく、その犯人とは作成者が異なっていた。
いずれもアイコンにまったく同じ画像を用いていたのだが、それが、まだ世には出回っていない霧本人の近影だったからだ。しかも、明らかに本人が当SNS用に撮影したものだった。写真の中の霧は胸の前にプラカを掲げており、そこに手書きのハッシュタグが示されていたのだ。次の日曜日を示す日付のあとに「新宿ヘイトデモを許すな」と続くタグだった。それともう一つ、初めて目にする文字列だが、「NO PASARAN」ともある。
ほかでもない。これらのアカウント作成者こそ、霧自身と、霧が自宅に呼び集めた崇拝者たちだったのだろう。皆で手分けして、大量のアカウントを現在進行形で作り続けているのだ。SNSの利用規約違反をものともせず、崇拝者たちは霧に命ぜられるまま――いや、どうせお願いされただけで喜々として協力しているのだろう。
またアイコンだけでなく、投稿も一言一句に至るまで完全に同じコピーだった。その内容は、今朝の始業式で霧が語った後半部分をSNS向けに書き直したものだ。ずばり、カウンタープロテストたちに恐れず立ち上がれと促すものだった。アイコン内と同じタグ、そして「NO PASARAN」をメッセージのあとに添えつつ。
それで立ち上がるカウンターがいたかといえば――そう都合よく事は運ばなかった。むしろ炎はいよいよ盛んになり、霧、ひいてはカウンター全体を笑う声ばかりが強まる。
「お仲間が大勢いるように見せかけたいのか?けどいくらアカウント大量生産したところでスクリプト組んで1人で作ってるのばればれ」
「遠埜霧ってのは相当バカなんだな」
「こんなのに扇動されるヤツも馬鹿。さすが反日。カウンターとかアンティファとかフェミとかってのはよ、マジ馬鹿ばっかだぜ」
「NO PASARANってなにー? 誰か教えてちょんまげ」
「ば、ばか。そんぐらい自分で調べろ…」
「検索バーに文字列コピペで済むだろ!わざわざ質問文を書くほうがめんどくせーだろ!」
「今質問したアホは我々愛国者を貶める反日どものなりすましな?」
「ノー・パサラン。スペイン語で奴らを通すなって意味。昔、スペイン内戦とかで、ファシストへのカウンターとしてよく使われた有名なフレーズだ。左翼どもは今も好んで使うがな。」
「サンキュー♪ さっき小生をなりすましって言ったバカがなりすまし」
とにもかくにも、カウンターたちは、思いがけず火の粉を浴びてしまった形だ。これはたまらないと感じたのか、彼らは霧の呼びかけに応じるどころか、逆に霧をたしなめるなどした。
「横から失礼します。あなたがあの遠埜霧様ご本人かは知りようがありませんが、どちらにせよ、今度のヘイトデモにカウンターをかけたいというあなたの正義感は尊敬に値します。が、ルールは守らなくてはなりません。さもないと誰も聞く耳を持たないでしょう。そればかりか、逆効果にもなりかねません。」
しかし直接たしなめられた「遠埜霧」も他のそれも、そのような苦言や忠告などは一切無視し、ただただ機械的に同じアカウントの増殖を続ける。
炎上は、鎮まる気配がなかった。
「逆効果だよ!」
翌朝、風歌は教室で霧と会うなり、開口一番そう告げた。
「ゆうべの炎上か」
「あんなことしでかして。スパムって言うんでしょ?」
「伝統と実績のある作戦さ。与党がこれでネトウヨの支持を集めてきた」
「あ、そなの? うまく行くの? ホントに? あんなんで?」
「今ひとつだろうな。ネトウヨと違い、こちらのリテラシーは高い」
「んがっ……」
「いいんだ。最近はカウンターという言葉すら消えかかっていたからな。逆効果だろうと何だろうと、一度何もしないことに慣れてしまった人間は、こちらから積極的に波風を立ててやらないと、まず自力で動きだすことはない」
「かなあ……」
「もっと燃えろ。奴らネトウヨどもの想定以上に。奴らが御しきれないほど巨大な炎に。そうすれば、敵は新たに百人増えることにもなるだろうが、こちらも同時に、誰よりも心強い味方が一人は現れてくれるはず」
「意味ないでしょ。たかが一人増えたくらい……」
「人間、一人いれば戦車だって止められる」
「ウッソだあ。轢かれちゃうでしょ」
「本当さ。そんな一人が二人になる。千対一が千百対二に。勝率は各段に跳ね上がる」
果たして。
同夜にスマホで確認してみたところ、その日の炎は、確かに丸一日をかけ、昨日よりもさらに燃え広がっていた。
が、これで霧の狙いどおりと言えるのだろうか。
風歌の目には、あたかもインターネットそのものが遠埜霧という一個人を排撃しているようにも見える。FM放送などをネット回線で配信するラジオアプリくらいが、数少ない例外だ。
風歌はイヤホンを付け、現実から退避するように、音楽の中へと身をうずめる。
ネットのどこからも「心強い味方」が現れる気配は、依然としてなかった。
翌朝、風歌は霧と会うなり言った。
「味方、現れないよ!」
霧は平然としている。
「もう日曜日まで日もないよ! まさか、あの子たちをカウンターに連れてくつもりじゃ?」
今も教室の外には、顔ぶれこそ昨日とも一昨日とも多少異なるものの、霧の崇拝者たちが幾人か来ていて、こちらに熱いまなざしを送っている。霧が愛想よく応じると、彼女たちの顔はこのうえなく幸福感に満ちたものへと変わるのだ。
「いや」
霧は淡々と否定した。
「そこまでは頼れない。実のところ、反差別には特に関心も知識もない子たちだからね。とても現場になど連れていけないよ。下手にヘイターに同調されても困るし」
「あんた、営業スマイルすごいよね……」
「同じ理由で、偽アカウントについても、勝手に独自の投稿はしないように言い聞かせてある」
「じゃあ……」
もしかして、最悪こいつ、自分一人でもヘイトデモにカウンターをかける気でいるのか? 実質、警官の群れの中に一人で飛び込むつもりなのか?
想像すると、風歌は戦慄した。
「言っとくけど……わたしは行かないからね……」
自身、恐怖が勝ったし、カウンターに反対する両親を、とても説得できそうに思えなかったのだ。
「それが普通だ。実に普通の日本人さ」
「味方、現れるといいね……」
互いに無表情だった。
同夜、風歌の表情筋はひどく強張った。ただでさえ甘酸っぱいプルーンヨーグルトと間違えて酸っぱいだけのプレーンヨーグルトを食べていたため、渋い表情を作っている。
その酸味に加え、どうやら三日連続で拡大を続ける炎上だ。
一連の偽アカウント群も凍結と複製を繰り返しながらカウンターへの決起を訴え続けていたので、あまりに当然の燃焼反応ではある。しかし呼びかけに応じるべき者たちからの反応は、相変わらず冷ややかなようだ。
無反応なら、まだ良いほうといえた。
中には、「遠埜霧というスパムアカウントの無責任な呼びかけには、くれぐれも応じることのないように」と逆に釘を刺して回るカウンターもいた。「今は雌伏の時。警察も政府も、いつかは強硬路線をやめるときが来るはずだから」と――。
「いつかとはいつだ! 無責任なのはどちらか!」
翌日の霧は、珍しく憤りをあらわにしていた。
やはり、狙いどおりには事を運べていないらしい。
「遠埜さん、あっち、呼んでるよー」
霧に対して珍しく中立的な同級生が一人そばに寄ってきて、無造作にドアのほうを指さした。
「……」
反応の薄い霧に追加で告げる。
「生徒会の子たちでしょ?」
いぶかしげな顔をしつつも、ようやく霧が顔を向けた。
風歌も振り向いてみると、いつもの崇拝者たちでなく、確かに生徒会執行部の面々が勢揃いして立っていた。
風歌は気安く手を振った。
「生徒会のみんなー、久しぶりぶりー」
「……」
返事はない。ただの怒れる人々のようだ。よく見てみると、みな無言にして、険しい表情で霧をにらんでいる。
「ぶりぶり……」
行き場をなくした挨拶の語尾を、風歌は自分でみじめに拾い上げる。それでようやく存在に気づいたとばかり、一人がハッとして口を開いた。
「そっか、
風歌はぞくりとした。
場所を生徒会室に移したのち、なおも震える風歌をよそに、霧が改めて疑問を口にした。
「今日、招集はなかったはずだが? それになぜ沢本まで」
役員の一人――先ほど風歌を誘った会計が頷き、話を切り出した。
「わたしたち、怒ってるのよ。会長のせいで執行部全体まで悪く言われてるのに」
「それについては始業式の朝、真っ先に謝っただろう」
謝ったのか。ひとたび謝罪すべきと判断したら、どうせ誠心誠意きっちりと完璧に謝れる奴だ。
風歌は納得した。
「ううん、それじゃない。そこは、わたしたちも全員、その場で許したでしょ。会長も被害者で、本当に悪いのは会長を悪く言う人たちのほうよねって」
庶務もうんうんと頷いている。
書記が一言、おもむろに発した。
「一、怒ってるのはカウンターのこと」
会計にバトンが戻る。
「カウンター、うまく言ってないみたいじゃない。さっき、会長のファンの子たちが大声で話してるのも聞いちゃったし」
再びの書記。どうやら口真似らしい。
「偽アカ作り、そろそろ疲れてきちゃったけど、お姉様のために今夜も頑張ろうねー! ねー!」
霧が顔をしかめた。
「危ないから、口外しないよう、よくよく言い聞かせておいたのに……」
「うん、わたしもその場で注意しておいた。あなたたちの遠埜さんでさえ、違反の疑いだけで停学になっちゃったんだから、本当に違反行為をしているあなたたちは、なおさらそれを人に知られるような言動は控えなさいねって。そしたら、違反行為自体を咎められたと思ったのか、不機嫌そうな顔してたけど」
「ボクからも、あとでもっときつく言っておく。でも驚いた……。君たちの口から、今さらカウンターという言葉が飛び出すなんて」
「そりゃあ、警察相手に道の上で叫んだりとかは、ちょっとね……。でも、差別が悪いことで、反差別活動が大切ってことは、常識として人並みに思ってはいたわよ。もちろん今もよ」
二人の副会長も、交互に言葉を並べ立てる。
「カウンターはしなくたって、気持ちは同じだったり? ……っていうのは、ちょっと図々しいかな。カウンターってすごいね、勇気あるねって、ずっとあなたを……いえ、自研部のみんなを見て思ってたの。ほら、わたしなんかは一度、秋葉原のカウンター、直前になって逃げちゃったから……」
「それでもネットのチェックは続けてたんだよなあ? 今すごく炎上してる件も、これどうしようって、こいつ、会長がいない時に、もう真っ青な顔で執行部のみんなに相談しにきてさ」
会計が霧に迫った。
「なのにあなたは、ちっともわたしたちを頼ってくれない! わたしたちが怒ってるのは、そこ! ……そりゃあ、わたしだってカウンターには怖くて行けなかった一人だけれども。でも、自分のファンは利用してるんでしょ? なら、なんで? なんで、わたしたちはのけ者なの? わたしたちは意のままに操れないとでも思ったの?」
「……」
「どうなのよ、会長」
「執行部とこれとは……」
「関係ないって? そんなこともないでしょ。わたしたちまで悪く言われてる件はもういいとしても、会長が会長になれたのは髪がマイノリティーである沢本さんのおかげだし、会長が停学になったのはネットのレイシストのせいだし、会長がカウンターになったのも学校改革を志したのも、きっとどちらも同じ正義感からで――」
「……」
霧がすっかり口ごもる。すると、こちらが善意ゆえに先方も遠慮しているという計算結果でも出たのか、会計が声色とともに口説き方を変えてきた。
「本当のことを言うとね、また会長が潰されたら、こっちが困るの」
書記が三たび口を動かす。
「二、会長のせいで仕事がしんどい」
副会長たちも再びセットで続いた。
「今だから正直に言うけど、副会長職って、聞こえの立派さのわりに、実際はほとんど暇って聞いてたんだ」
「うんうん、お互い、それで楽に内申書にプラスできるって思って立候補したのよね。ところが、たまたま同期の会長が年下なのにものすごい頑張り屋さんで、学校を変えるなんて張り切って、あちこちで寝た子を起こして回ってくれたものだから……ううっ」
「なら、最後まで責任をもって貫いてもらわないとね!」
ここで、庶務もついに重い口を開いた。ただ、ようやく初めての発言だったのに、特に建設的でもなければ、先の副会長たち以上に雑で牧歌的な、実に庶民じみた内容だった。
「そーそー、庶務もだよー。庶務もねー、何するか分かんなくて暇そーって理由でなったのに、お仕事いっぱい回ってきてメンドくさかったんだからー。会長がいなかった時なんて特にさー。おかげでホントの仕事が何なのか、いまだにちっとも分かんないよ。あー、休みたい休みたい」
霧があきれ顔をした。
「やれやれ……どれが本音なんだか」
「本音の本音を言うと――」
会計が息を吸い、やや照れ気味に微笑む。
「わたしたちも、会長のファンの子たちと同じ。結局のところは、ね。……あなたの支えになりたいの」
「三、支えになりたい」
「会長の目に、わたしたちがイマイチ頼りなく見えてるのは知ってる。駒のように使えるときは使って、役に立たなそうと思ったら、愛想笑い以外、心ではそっぽ向いて。そして自分一人、厳しい闘いに挑むの」
「……」
「もう一年もの付き合いなんだもの。それくらい気づくよ」
「会長、庶務と違くてー、一人なら一人で大抵のことできちゃうもんねー」
「だよなあ。けど、それもいいかなってさ、こっちはこっちで、正直、甘えてたところがあったんだろうな。おかげで、この学校も少しは息苦しくなくなってきたわけだし」
「うん、去年やおととしと違って、このごろ何だか、毎日わくわくして仕方ないのよ。こんな学校……こんな学校だったはずなのにねえ」
「さっき、ファンの子たちと同じって言ったけど、少しだけ違うところもあってね。あの子たちって、きっとアイドルを応援するみたいな気持ちでいるわけじゃない? けど、わたしたちは会長のことを、長所も短所も知って、そのうえで信頼を寄せている。そんなふうに信頼している人と、最後までずっと手を取り合っていきたい。同じチームの一員として、今度こそ」
「うん、今度こそ。もう逃げない……」
「ま、いくら会長でも、さすがに今回ばかりは一人じゃどうにもならないみたいだし? 執行部一同、たとえ一人ひとりは頼りなくても、全員の力を合わせれば、きっと大きな助けになる。それが今の状況と思うから」
「だからー、会長もー、もうちょびっとだけ、庶務らを信じてくれてもいいのねー」
「会長……ううん、遠埜さん」
「四、結論」
「……分かった。ボクの負けだ」
「遠埜!」
風歌が思わず諸手と歓声を上げた。間髪を入れず、役員たちの顔にも安堵まじりの喜色がともる。よくよく見れば、同じ色が霧の顔にもうつっており、とても貴重でかけがえのないものを見られたと、風歌は胸の奥が熱くなった。
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