黒い噂を持つ権力者を暗殺するために特殊作戦を決行する女の子
迎え撃つのは権力者を警護するSPの女の子
そして繰り広げられる闘争劇
舞台は感染症研究所
特殊作戦で起こしたパンデミックが恐怖そのもの!
恐ろしいウイルスが人間をゾンビのようにさせてしまう!
そんな混乱を利用してターゲットの暗殺を試みるわけだけど?
復讐に燃える田渕飛奈にとって警護にあたるSP柴村保乃は憧れの先輩だった
飛び抜けた身体能力を持つ元自衛官、天才ハッカー、クールな実行役、異名を持つ格闘の天才
魅力的な個性が光る女子たちの獅子奮迅の活躍がとっても素敵♪
活躍する女の子たちの魅力にあふれてます!
感染が拡大する中、襲いくる感染者たちの暴走と恐怖
女の子たちそれぞれのドラマを繰り広げながら戦うアクションがかっこいい!
パンデミックは終息するのか
暗殺計画はどうなるのか
女子たちの想いと決意がこもった緊迫のサスペンスアクション
ドキドキハラハラする感染の恐怖に耐えながら予測不能な結末を追いかけてほしい!
本作品は、感染症研究所を舞台に、復讐に燃える女性チームと権力側の攻防が錯綜する、緊迫のエンターテインメントです。
田渕飛奈を中心に、吉田華鈴、池上梨名、川崎天衣ら多彩な能力を備えた面々が終結し、腐敗政治家の排除を目指す計画が進行していきます。
何といっても恐ろしいのは、短時間で脳炎を引き起こし、理性を奪う危険なウイルスの存在です。
それを利用して施設内に混乱を生じさせるという大胆な策略です。
多数、魅力的なキャラクターが設定されていますが、自分の押しキャラは警護に当たる柴村保乃さんです。強くて美しくてカッコいい。
感染拡大の恐怖、暴走する感染者たちの混沌、暗殺チームとSPなど、巻き込まれた者たちが陥るパニック状態。読んでいてハラハラさせられます。
登場人物それぞれの背景や特技が物語に深みを与えており、多くの登場人物の中には、きっと皆さんの推しキャラが見つかるはず!
『悪徳権力者を始末しろ』は、いわゆるパンデミック・サスペンス+アクション群像劇として、非常にユニークな魅力を持つ作品です。感染症研究所を舞台に、黒い噂のある政治家の暗殺計画を軸に、若き女性たちが知恵と力で巨大な陰謀に挑むという大胆なストーリー展開は、読者を一気に引き込みます。
登場人物たち――田渕飛奈、吉田華鈴、川崎天衣、池上梨名、SPの柴村保乃、研究員の尾関有美ほか――がそれぞれ鮮やかにキャラ立ちし、個々の視点やバックボーンも丹念に描写されているのが本作の大きな魅力です。特に、天衣の壮絶な過去や華鈴のハッキング技術、梨名の難聴を克服したエピソードなど、現代的なリアルさとドラマ性が両立しています。
作中で登場する「新型インフルエンザ」の描写も現代的でリアリティがあり、パニック描写やサバイバルの緊張感も秀逸。セリフややり取りにはユーモアや皮肉もあって、重いテーマの中でも読みやすさを損なっていません。友情・絆・裏切り・正義と悪の相克……さまざまな要素が詰まった骨太なエンタメ作品です。
何より、仲間同士の掛け合いやテンポの良いアクション、そしてスリリングなサスペンス展開が、読み手に“もっと先が知りたい”と思わせてくれます。設定の緻密さやアイデアの斬新さも特筆すべき点で、これだけのボリュームの物語を最後まで破綻なく組み立てている作者さんに敬意を表します。