ピッグ("SAW")(7.6.0)
[能力]
移動速度:4.6m/s
脅威範囲:32m
しゃがみ移動速度:3.8m/s
しゃがみ/立ち時間:1sec
奇襲チャージ:0.75sec
奇襲速度:6.9m/s
奇襲時間:2.3sec
奇襲攻撃の硬直:2.7sec(ヒット) 1.5sec(ミス)
逆トラバサミの所持数:4
ジグソウボックス解除時間:12sec
タイマー:150sec
[アップデート情報(7.6.0)]
奇襲時間:2sec→2.3sec
奇襲攻撃の硬直:3sec(ヒット) 2sec(ミス)
→2.7sec(ヒット) 1.5sec(ミス)
しゃがみ移動速度:3.6m/s→3.8m/s
しゃがみ/立ち時間:1.3sec→1sec
ジグソウボックスのオーラが見えなくなった。
一部アドオンの調整。
しゃがみと奇襲攻撃まわりはほぼ純粋な強化となっているが、「工場の潤滑油」と「割られた注射器」を併用した場合のみ、以前より奇襲攻撃失敗時の硬直時間が伸びる(1sec→1.2sec)。
しゃがみ移動速度は「ジョンのカルテ」を使用した場合4.18m/sとなる。ようやくステルスキラーとして立ち回れる実用的な移動速度になった。
また、奇襲攻撃の強化によって、板グル性能が少し上がった。
一方で、ジグソウボックスのオーラが見えなくなり、逆トラバサミの解除妨害は多少やりづらくなっている。
とはいえ、手練のピッグならジグソウボックスの位置くらい覚えるから、そんなに問題ない。
[基本情報]
ピッグは映画"SAW"のアマンダ・ヤング。ジグソウの弟子。
アマンダはジクソウのゲームで命の大切さに目覚めたが、ついでに「人間なんてみんなクソだから殺しちまえ」という思想にも目覚めてしまい、クリア不可能なゲームを仕掛けて人を殺すようになった。それがジクソウの思想と合わなかったために始末される。
そして死んだ後、霧の森にご招待されたらしい。
しゃがむことで探知不可となり、その状態から奇襲攻撃を繰り出すことができる。
しゃがみ移動は発電機に近づく際に使うのが基本だが、小屋や二窓、ジャングルなどで心音とステインを隠し、撹乱するのにも使える。
奇襲攻撃中は一定時間高速移動できるが、チャージ中は停止しなければならず、吠え声のような音が鳴るので発動はバレバレ。
奇襲攻撃を使うのは、しゃがんでサバイバーに接近してそのまま攻撃したい時や、板グルや小屋戦、ジャングルなどで二択を迫る時など。
ピッグは逆トラバサミを4つ持っており、ダウンしたサバイバーの頭に仕掛けることができる。発電機の修理が完了するとタイマーが作動し、タイムオーバーで死亡する。サバイバーは時間切れ前にジグソウボックスにアクセスして鍵を見つけ、逆トラバサミを外さなければならない。ジグソウボックスは5つあり、4つ目で必ず鍵が見つかるようになっている。
ジグソウボックスから鍵が見つかる確率は確率制御になっている。つまり、最初からどのボックスに鍵があると決まっているわけではない。具体的な確率は公表されていないが、1つ目で鍵が見つかる確率は、単純な1/4よりも低く設定されているようである。しかし、1個目で解除されてしまうことはわりとある。
[アドオン]
アドオンは、逆トラバサミを強化するものと、奇襲やしゃがみ移動などの基本能力を強化するものがある。どちらを使うかは戦術次第。
逆トラバサミを強化するのは大きな遅延になり得るし、うまくいけばタイムオーバーを狙えるが、結局のところ運次第という点は問題。アドオンを付けても外される時はすぐ外されるし、アドオンがなくてもタイムオーバーになることもある。
●「ビデオテープ」
サバイバーに逆トラバサミが付いた状態で儀式が始まる。
4つ持っていれば全員に、3つ以下の場合はランダムで付く。5つ以上の場合は、全員に付けた上で、残った分は手持ちに。
逆トラバサミを付ける手間は省け、序盤の遅延力は高いが、最序盤でいきなり4つ使ってしまうため、後半になると厳しくなる。
私はこのアドオンは別に強くないと思っている。
●「アマンダへの手紙」
しゃがんでいる間、16m以内のサバイバーのオーラが見える。逆トラバサミが2つ減る。
お手軽にオーラ可視できるアドオン。4.7.0でしゃがみ移行時間やしゃがみ移動速度が上昇したためにより使いやすくなっている。
ただし、逆トラバサミが減ることで遅延力が下がるので、その分を強化された能力を駆使して補えるかが問題。
●「改造タイマー」
タイマーが20秒短縮する。
逆トラバサミのタイマーが150秒から130秒になる。
タイムオーバーを狙うというよりは、焦らせてジグソウボックスに立ち寄りたくさせておいて待ち伏せするのが本命。
●「機械部品の箱」「機械部品の袋」
逆トラバサミの設置速度が50%上昇し、サバイバーがジグソウボックスを調べるのにかかる時間が(33 / 17)%上昇する。
ジグソウボックスを調べるのに必要なのは12秒。それが33%上昇すると15.96秒(+3.96秒)。2つ積みだと+50%となり、18秒(+6秒)となる。
遅延時間の延長としては微々たるものだが、ジグソウボックスの調査は、キャンセルすると最初からやり直しになるため、叫ばせるなどして調査を妨害する戦術と組み合わせる場合には、この効果は絶大となる。
●「ジグソウのスケッチ」
逆トラバサミが1つ増える。逆トラバサミが付いたサバイバーが発電機を修理すると、その発電機のオーラが見える。
逆トラバサミが増えるのは遅延力の向上になるが、次で処刑されるサバイバーに付けても意味がないし、通電していても意味がない。また、5つめの逆トラバサミが有効に使える状況を作れているなら、すでに勝ちパータンに入っていることも多い。というわけで、意外と増やしても有効に使えないことがある。
発電機のオーラが見えるのは、発動すれば便利。だが、逆トラバサミが付いたサバイバーはたいがいジグソウボックス巡りをしているので、現実にはあまり発動しない効果である。
●「アマンダの秘密」
サバイバーが逆トラバサミを除去すると通知され、6秒間オーラが見える。
除去した後で通知されても、あんまり意味がない。除去中に見えるならめちゃくちゃ使えるのだが、それは強すぎるか。
●「遅効性毒物」
逆トラバサミが付いていると疲労状態になる。
逆トラバサミが付いている間、疲労パークを封じるアドオン。トンネルする時に便利。
●「錆びた付属品」
逆トラバサミが取り付けられると70秒間重傷になる。
7.5.0で重傷に時間制限が付くようになったが、このアドオンの効果は変更しないほうが良かったのではないかと思えてならない。強い弱いは関係なく、逆トラバサミが付いたままなのに重傷が治ったりする、変なアドオンになった。
●「ジグソウの注釈付き設計図」
逆トラバサミが1つ増える。タイマーが10秒増える。発電機の修理が完了する度にタイマーが10秒減少する。
調子に乗って発電機を修理しすぎると、逆トラバサミが付いているサバイバーの寿命を縮めてしまうかもしれないアドオン。
実際にはそううまくいくものではないが。
●「ルールセットNO2」
タイマーが作動するまで、サバイバーはジグソウボックスのオーラを見ることができない。
タイマーが作動する前にジグソウボックス巡りをするのを邪魔できるアドオン。
この効果は良し悪しで、タイムオーバーで殺しやすくなったり、それを嫌ってオーラが見えないままジグソウボックス巡りをさせて余計な時間をかけさせるメリットはあるが、逆トラバサミが付いているサバイバーが修理に参加する可能性が高くなり、修理ペースを早めてしまうこともあり得る。
それを逆手に取り、「ジグソウのスケッチ」と組み合わせて、逆トラバサミが付いたまま修理しているサバイバーをあぶり出す手もある。
「ビデオテープ」と組み合わせた場合は序盤の遅延力を上げることができるが、結構オーラが見えていなくてもジグソウボックスを見つけるのは難しくなく、そんなに信頼できるほど効果があるわけではない。
●「万能な刃物」
逆トラバサミが付いているサバイバーは、負傷すると出血する。
7.5.0で多くの出血付与効果に時間制限が付く中、このアドオンは逆トラバサミが付いている間、出血が永続する。
だから強い、というわけでもないが。
●「フェイスマスク」
逆トラバサミが付いているサバイバーに目眩ましを付与する。ジグソウボックスのオーラには影響しない。
地味に嫌なアドオン。目眩ましは軽視されがちだが、意外とサバイバーはオーラ可視能力に依存しており、実際食らうと結構痛い。なんにもわからなくなる。
●「カミソリワイヤー」
ジグソウボックスのスキルチェックに失敗すると負傷する。
失敗する人はそういない。
●「工場の潤滑油」
奇襲攻撃のチャージを50%短縮し、奇襲攻撃に失敗した際の硬直を10%減少する。
奇襲攻撃の使い勝手を向上するアドオン。特にチャージ短縮で出が早くなるのは便利。
●「遺言」
奇襲攻撃中の移動速度が6%上昇するが、チャージ時間が33%増加する。
移動速度6%アップは強力で、板グルでサバイバーが板を倒す前に奇襲攻撃が当てられる距離が伸びる。
一方、チャージ時間が伸びるのは痛く、板窓に逃げられる前に奇襲を当てたいときには困る。
「工場の潤滑油」と組み合わせればデメリットを相殺できる。
●「軍用の革紐」
しゃがみ/立ちの移行時間を10%短縮する。
以前は1.3秒→0.9秒と、移行時間を0.4秒短縮できたためにそこそこ効果的だった。
7.6.0でピッグは強化を受け、ノーアドオンの状態で移行時間1秒に短縮されたが、その際にこのアドオンの効果も調整を受けた。
現状だと1秒→0.9秒と0.1秒しか短縮されず、効果が薄いので、他のアドオンを付けたほうがいいと思われる。
●「割られた注射器」
奇襲攻撃に失敗した時のクールダウンを10%減少する。
単体使用なら「工場の潤滑油」の方がいい。このアドオンは「工場の潤滑油」と併用して、さらに奇襲攻撃失敗時の硬直を短縮するために使う。
奇襲攻撃失敗時の硬直は、ノーアドオンで1.5秒、「工場の潤滑油」付きで1.35秒。これに「割られた注射器」を重ねることで1.2秒まで短縮できる。
この短縮効果は地味だが、意外と便利。ピッグはしゃがみ中にサバイバーを発見した時、状況によっては立って普通に追いかけたほうがいい場合があるが、このアドオンで強化しておくと、こういう時に奇襲攻撃を気軽に出しやすくなる。
●「ジョンのカルテ」
しゃがみ移動の速度を10%上昇する。
このアドオンで、しゃがみ移動は3.8m/s→4.18m/sとなる。しゃがみ移動がサバイバーに追いつく速度に。
ステルスを重視する場合はぜひ付けたい。
●「重なり合うカミソリ刃」
負傷状態でジグソウボックスのスキルチェックに失敗すると深手になる。
失敗する人はそういない。「状況適応能力」の迅速3%を発動させるために、わざとミスる人はいるかもしれないが。
[パーク]
逆トラバサミによる遅延を重視するなら、サバイバーを叫ばせることのできるパークが有用。「闇との対面」や「バシッ!」、「究極の武器」など。ジグソウボックスの解除中に叫ぶと、最初からやり直しになるため。
これを重視する場合は、アドオンに「機械部品の箱」「機械部品の袋」を付けておきたい。
[私の基本構成]
■バランス型
アドオン:「遺言」「工場の潤滑油」
パーク:「まやかし」「玩具」「破滅」「ペンティメント」
アドオンは板グルで奇襲を使うことを想定した強化。
パークはバランスの取れた構成。「まやかし」で苦手な窓チェイスを強化。「破滅」「玩具」は鬱陶しいが、壊すと「ペンティメント」でより厄介になことになる。
■ステルス&奇襲重視
アドオン:「工場の潤滑油」「ジョンのカルテ」
パーク:「まやかし」「ファイヤー・アップ」「死人のスイッチ」「囁き」
ステルスと奇襲を多用する構成。
パークは、今の環境において徒歩キラーに「まやかし」は必須。「ファイヤー・アップ」でチェイス能力をさらに強化。
「囁き」は、サバイバーのいないところでしゃがみを使って時間を無駄にするのを防ぐ狙いがある。
■ジグソウボックス重視
アドオン:「機械部品の箱」「機械部品の袋」
パーク:「玩具」「闇との対面」「狩りの興奮」「究極の武器」
闇との対面と究極の武器で叫ばせてジグソウボックスキャンセルを狙う構成。狩興が生き残っていたら、トーテムを壊すのも容易ではない。
この構成の問題点は、まやかしを付けられないこと。現環境だと、まやかしがないと追い切れないチェイスポイントがしばしばある。
それを嫌うなら、「狩りの興奮」、「究極の武器」を「ペンティメント」、「まやかし」に変えてもいい。
究極、狩り興のどちらかを外すと、トーテム防衛の効果が弱くなる。そのため、ペンティメントに入れ変えて、トーテムが壊されることを前提にした構成にした方がバランスが良くなる。
■手鏡マイケルみたいな構成
アドオン:「ジョンのカルテ」「アマンダへの手紙」
パーク:「死人のスイッチ」「共鳴する苦痛」「まやかし」「囁き」
4.18m/sでステルスしゃがみ移動しつつ16mオーラ可視できる、ほぼ手鏡マイケルみたいな構成。攻撃はほぼ奇襲攻撃で行うことになる。
ステルスから奇襲するなら、そこまで窓を警戒しなくてもいいが、一応「まやかし」は持っておく。
「囁き」は、誰もいないところでしゃがまなくていいようにするためのもの。
[使用感]
ピッグは自称私のメインキラーだが、最近はあんまり使っていない。使っていない理由の半分くらいは専用BGMがないせい。久々にピッグを使うか! と気合を入れて選ぶと、汎用BGMが流れて出鼻をくじかれ、やっぱりネメシスとかウェスカーにしようとなるのが最近の流れ。
ピッグは別に弱くなっていないはずだが、現環境だと妙に厳しく感じる。便利な能力を持ったキラーが増えて、それに慣れすぎたせいかもしれない。ただ、そこをあえて使いこなすところに面白味があるといえばある。
ピッグが終始優勢で終わることは滅多になく、だいたいは劣勢となる。そのために常に「これ、ダメじゃないか? もう通電しそうなのに2吊りしかしてないんだけど」といった疑心暗鬼に駆られることになる。そうした弱気を無視して淡々とタスクをこなし、徐々に優勢に持ち込んでいくのがピッグの醍醐味。どんなにダメそうでも諦めないことが重要。逆トラバサミの遅延効果は確率次第で不安定だが、効果が大きい時は逆転のチャンスを充分に作ることができる。
[固有パーク]
ピッグの固有パークはなくても問題ない。「選択は君次第だ」は、高速移動やワープできるキラーで、戦術によっては有効だが、あまり使用機会はない。
●「処刑人の妙技」
サバイバーが破壊工作を開始すると通知される。
サバイバーを担いでいる際に、悶絶のフックから10m内のサバイバーが見える。
ドクターの「圧倒的存在感」と並んでゴミパークとされる使えないパーク。
ただ、お遊びで付けた時に限って、いい感じでオーラが見えたりすることもある。
●「監視」
修理進行度が後退している発電機が白いオーラで表示され、後退が止められると16秒間、黄色いオーラで表示される。
発電機の修理音が聞こえる範囲が8m拡大する。
破滅全盛時代にはかなり使えたが、破滅が弱体化したことや、発電機が黄色いオーラで見えるパークが多くなりすぎたせいで、それらのパークと組み合わせると、このパークの探知能力が阻害されてしまうようになり、いろいろ使い勝手が悪くなった悲しいパーク。
今でも、破滅と組み合わせれば全ての発電機を監視できるのは強力だし、修理音が遠くまで聞こえるようになる効果もそこそこ有用。ただ、他にいい探知パークがたくさんあるので、あえてこれを使うべきかは微妙。
●「選択は君次第だ」
フックから32メートル以上離れている時にサバイバーが救助されると、救助したサバイバーが叫び、無防備が60秒間付与される。
このパークには60秒間のクールダウンがある。
効果そのものは強力だが、無防備が付与されたサバイバーを見つけ出して60秒以内に殴るのが結構大変。「氾濫する憤怒」と組み合わせることで、ある程度居場所を特定しやすくなる。
あと、本気で勝ちたいならトンネルしたほうがいいので、トンネルしないこと前提のこのパークを使うこと自体が勝ちに繋がらない行動だとも言える。
[サバイバー側の対策]
サバイバーとしてピッグと対峙する際は、しゃがみ移動による接近には要警戒。視界の悪い発電機を修理する際は細心の注意を要する。
小屋や二窓でしゃがみや奇襲攻撃を巧みに使ってくるピッグは手強いが、たいがいは基本的な立ち回りで対処できる。
ピッグがしゃがみ移動を多用するのは基本的に余裕があるときなので、ピッグ戦では修理ペースでピッグにプレッシャーをかけ、しゃがむ暇なんかないと思わせることが重要になる。そうなればピッグはただの無能力徒歩キラーである。
ピッグ戦では発電機を順調に修理しやすいが、調子に乗って固めないように気をつける。
また、知らない間にじわじわと劣勢になっていることが多いキラーなので、前半が楽だからと気を抜かないほうがいい。
あと、今のピッグはトンネルしてくる可能性が高いので、逆トラバサミを解除に行く際は気をつけること。特別トンネルが得意なキラーではないが、トンネルでもしなきゃ全滅は難しいため、勝利に飢えたピッグは執拗にトンネルを狙ってくる。
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