カニバル(8.0.0)
[能力]
移動速度:4.6m/s
脅威範囲:32m
チェーンソーチャージ中移動速度:4.37m/s→3.45m/s
チャージ時間:2sec
チャージし続けた場合に癇癪を起こすまでの時間:5sec
掃討チェーンソー時移動速度:5.29m/s
掃討チェーンソー持続時間:2sec/トークン
チェーンソーの音の聞こえる範囲:60m
トークン数:3
トークン回復時間:4sec/回
[アップデート情報(8.0.0)]
掃討チェーンソーの持続時間:2→2.5sec
掃討チェーンソー中の移動速度:5.29→5.35m/s
癇癪の持続時間:5→3sec
掃討チェーンソーの当たり判定縮小
アドオンの調整
この調整で、カニバルは全体的に使いやすくなっている。
ただ、掃討チェーンソーの持続時間が伸びたことで、トークン再使用のタイミングが変わっているので注意。ここは一度カスタムマッチで確認が必要。
[基本情報]
カニバルは『悪魔のいけにえ』よりババ "レザーフェイス" ソーヤー。ヒルビリーの元ネタ。
『悪魔のいけにえ』を観たら、このゲームの元ネタが『悪魔のいけにえ』だということがよくわかるだろう。レザーフェイスのフック吊りやキャンプ、チェイスが観られる。
掃討チェーンソーは使用時に移動速度が上がり、当たったサバイバーは一撃ダウン。しかも、サバイバーに当たった場合はチェーンソー攻撃が継続されるため、複数ダウンや、我慢を貫通しての追撃が可能。
ただし、操作性が独特で、若干扱いづらい。また、障害物にチェーンソーを当てると癇癪を起こして一定時間行動不能になる。癇癪中はチェーンソーを振り回し、これに当たるとやはり一撃ダウンする。
掃討チェーンソーは1トークン消費することで2秒持続する。使用中に追加でトークンを消費することで持続時間を延長可能。最大3トークン。
手軽に一撃ダウンを取れるキラーだが、だからといって苦労がないわけでもない。
チェーンソー使用中は移動に自由が効かなくなり、障害物にチェーンソーを当てると癇癪を起こして長い隙を作ってしまう。
チェーンソーで板を壊せるが、タイミングによっては当てられてしまう。わかっているサバイバーはちゃんと板を当ててくる。
キャンプがめちゃくちゃ強く、カニバルがキャンプしたらまず助けられない。あまりに強すぎるので、わかっているサバイバーなら、カニバルがキャンプしていたら助けに来ない。そうなると発電機をガンガン修理されることになる。
ただ、今のバランスだと、サバイバーは1人いなくなるとかなり不利になるので、バレバレのドキャンプをして1人落とすのは意外と有効である。吊られたサバイバーが諦めて自殺してくれたらなお有利に。面白くはないが。
カニバルはサバイバーにものすごく嫌われており、カニバルにだったらいくら煽ってもいいと思っている連中が結構いる。
カニバルを使う場合、ライト煽りや吊り妨害をされる可能性が高いので、対策パークを付けていると刺さることがある。
逆にサバイバーとしてカニバルに対峙したときには、とにかくフェイスキャンプして全員にとってクソ不味い試合にしようとするカニバルにわりと出くわす。
あえてキャンプしないカニバルは貴重なので、大切にすべし。間違っても煽ったりしないように。
[アドオン]
アドオンは、低レアは素直な強化になっているが、高レアにはデメリットが付いているものが多く、扱いが難しくなる。
●「玉虫色の刃」
チェーンソーがサバイバーに当たるとチャージが回復する。癇癪の持続上限が5秒になる。
複数ダウンを狙いやすくなるアドオン。ネタ的だが「スピードリミッター」と組み合わせられることもある。
どうでもいいが、本来このアドオンの名前は「玉虫色の皮」であるべきだと思う。
"Leather"を誤訳したのかと思ったら、原語では"Iridescent Flesh"となっており、「刃」と誤訳する余地がない。
●「キャブレター調整ガイド」
掃討チェーンソーを発動すると自動的に全てのトークンを使い切るまで発動し続ける。
掃討チェーンソーの持続時間が0.5秒増え、移動速度が2%減る。
手動でチェーンソーの再発動をしなくて良くなる代わりに、途中で止められなくもなる。
これを使っているとサバイバーにバレると、それ用の対策をされる。ウルレアの割にはあまり有用なアドオンとは言えない。
●「デプスゲージ」
掃討チェーンソーのトークンが1つ増える。
掃討チェーンソーのチャージ時間が22%増え、移動速度が2%減少する。
トークンが増えることで総移動距離は大幅に伸びるが、チャージ時間が伸びることでとっさに出しにくくなる。移動速度が下がるのも問題。扱いが難しい。
●「軽量シャーシ」
チェーンソーのチャージ中に8m内のサバイバーのオーラが見える。
探知パークとして便利だが、8mは意外と狭め。あと、頻繁にチェーンソーを吹かしまくることになるので、このアドオンの存在はサバイバーにバレがち。サバ専は意外と気づかないこともあるが。
●「絶品のチリ」「チリ」(8.0.0)
1トークンあたりの掃討チェーンソーの持続時間を(0.2 / 0.15)秒ばす。
デメリットなく掃討チェーンソーを強化する貴重なアドオン。
ただし、持続時間が伸びることで再発動するタイミングがズレる。そのズレに対応するための練習が必要。
●「錆びた鎖」
チェーンソーが命中すると90秒の衰弱を付与する。
チェーンソーでダウンして吊られて救助された後、何十秒間だか治療できなくなるアドオン。
優秀なワンパン武器を持つカニバルにとって、このアドオンの意義はほぼない。
このアドオンを使っているカニバルも見たことがない。
●「グリース」「長いガイドバー」
癇癪ゲージが溜まるまでの時間を(3 / 2)秒延長する。
チェーンソーを吹かせる時間を延長するアドオン。だから何なんだという効果。
●「市販の潤滑剤」
脅威範囲に他のサバイバーがいない状態でサバイバーをチェンソーでダウンさせると、20秒間そのサバイバーのオーラが見えなくなる。
効果が20秒間しか持続しないので、あまり役に立たない。
●「残虐なチェーン」
チェーンソーが命中したサバイバーに重傷を70秒間付与する。
一撃ダウン攻撃持ちのカニバルにとってはあまり意味のないアドオン。
●「暗獣の刻印」「ナイフの傷」(8.0.0)
チェーンソーのチャージ時間が(12/ 10)%伸びる。
掃討チェーンソー中の移動速度が(2 / 1.5)%上昇する。
掃討チェーンソーの出が遅くなる代わりに、速度が上がるアドオン。
これがあるのとないのとでは、掃討チェーンソーによる追跡速度が大きく変わるので、できれば付けたい。
しかし、出が遅くなるデメリットは結構キツい。
使うなら、2枚積みよりは「暗獣」のみ使用したほうがいいと思う。
●「汚れたチェーン」
チェーンソーが命中したサバイバーがアイテムを落とす。
「フランクリンの悲劇」とは異なり、落としたアイテムのチャージが減少する効果はない。
拾い直されたらそれまでだが、それに手間をかけさせることで遅延にはなる。
●「プライマー・バルブ」「点火プラグ」
掃討チェーンソーのトークンの回復時間が(1 /0.5)秒短縮する。
掃討チェーンソーの再発動までの時間を短縮するアドオン。地味だが有用。
掃討チェーンソーの使い勝手が変わるアドオンを付けたくないときはこれがいい。
●「自家製マフラー」「チェーンソー用ヤスリ」(8.0.0)
癇癪時間を(0.5 /0.25)秒減少させる。
普通あまり付けないアドオンだが、掃討チェーンソーをミスったときに少しだけ早く復帰できるようになるのはそれなりに有用な効果。
●「植物油」
掃討チェーンソーの硬直時間を0.3秒減少する。
そんなに有用な効果ではないが、掃討チェーンソーを移動技として使い、そこからサバイバーを追撃する使い方をするときにはちょっとだけ役に立つか。
●「スピードリミッター」
チェーンソーのダメージを1段階負傷にする。チェンソーの命中時のBPを+100%する。
掃討チェーンソーはサバイバーに当たっても止まらないので、これを付けていても2回連続で当ててダウンさせることは可能。
わざわざチェーンソーを弱くして何の意味があるのかと言われるとアレだが、多少はエンブレム評価が稼ぎやすくなるメリットはある。
「玉虫色の刃」と組み合わせると、このアドオンは実用的になる。掃討チェーンソーの持続時間を大幅に伸ばし、複数ダウンを狙いやすくなる。
この組み合わせは、我慢や肉壁が無意味になるのが大きい。肉壁ごと標的をダウンさせたり、脱出ゲート前で大殺戮を演じたりできるようになる。
この組み合わせが輝く状況はそう何度もあるわけではないが、決まると非常に気持ちいいのも事実。
[私の基本構成]
■通常
アドオン:「プライマー・バルブ」「暗獣の刻印」
パーク:「玩具」「ペンティメント」「死人のスイッチ」「まやかし」
刻印2つ積みだと振り上げから掃討チェーンソー開始までの時間がかなり遅くなって使いづらくなる。かといって刻印なしだとちょっと遅くて追いきれないことがあるので1枚積み。普通、これに絶品のチリを組み合わせるのが定石だが、私は掃討チェーンソーを高速移動手段として多用するので、リチャージを早くするプライマー・バルブにしている。
カニバルの玩具はかなり嫌なので、壊される可能性が高く、ペンティメントは発動させやすい。そしたら再点火して余計なタスクを増やす。
死人のスイッチはどちらかというと探知目的。まやかしはチェイス引き伸ばし防止に。
■ステルスカニバル
アドオン:「絶品のチリ」「チリ」
パーク:「玩具」「集団ヒステリー」「アンフォーシーン」「ガラクタいじり」
何かと心音が聞こえなくなるカニバル。奇襲重視になるのでチェーンソーの出が遅くなるアドオンは控えてチリチリ構成にしている。
相手する方は嫌だろうが、別に強くはない。
■スピリミカニバル
アドオン:「玉虫色の刃」「スピードリミッター」
パーク:「素早い虐殺行為」「アンバウンド」「伝播する怖気」「まやかし」
チェーンソー大虐殺することだけに特化した構成。「虐殺」と「アンバウンド」は掃討チェーンソーの加速効果を狙っている。
[使用感]
私はカニバルをほとんど使わない。キャンプ最強という特性自体が私に合っていないし、掃討チェーンソーの扱いもうまくない。
使う場合は掃討チェーンソーを、ピッグの奇襲やレイスの透明化解除のように使うことが多い。接近して使うよりは、物陰に隠れて発動したり、少し離れた位置から発動してサバイバーに二択を迫る。
真後ろで掃討チェーンソーを発動するのはあんまり良くないように私は思う。殴れる距離まで近づいてから発動すると、うまく旋回で逃げられたりすることがある。
あと、露骨に即救助に来た場合を除いて、キャンプはしない。カニキャンはサバイバー側ではどうすることもできないし、こっちも吊ったサバイバーが死ぬまでぼーっと突っ立っているしかない。つまらん。
カニバル相手に舐めたことをするサバイバーにはお仕置きが必要だが、予想通りの戦法を取るのは私の趣味ではない。キャンプするだろうと思われているからこそ、違った戦法を取るべきである。それが正解かはまた別の問題だが。
[固有パーク]
以前の「バーベキュー&チリ」は、サバイバーを初めて吊るごとにBPにボーナスが入るという効果があったため、カニバルはキラーをやるならまず購入すべきキラーだった。
しかし、今ではその効果がなくなったため、特にパーク目当てで購入する必要なくなっている。
ただ、「バーベキュー&チリ」は依然として探知パークとして優秀だし、他のパークも使いようによっては嫌らしい。
●「ノックアウト」
通常攻撃によってダウンしたサバイバーのオーラが16m以上離れていると見えなくなる。
さらに、ダウンしたサバイバーは15秒間、這いずり移動速度が50%低下し、回復速度が25%低下し、目眩ましが付与される。
ダウンしたサバイバーの位置を特定しにくくなるため、サバイバーは探し回らなければならなくなる。
ダウン放置に特化した戦術を採る場合によく使われるパークだが、そこまで特化しなくても、下手に吊るよりも放置して救助に手間を取らせた方が有利になる状況はあるので、キラー側の戦術の幅が広がるパークではある。
●「バーベキュー&チリ」
サバイバーをフックに吊った時、フックから40m以上離れたサバイバー全員のオーラが5秒間見える。
以前はBPボーナスがあったために、ほとんどのキラーがこのパークを付けていた。そのためサバイバーも、ロッカーに入るなどして対策していたが、今では使用者が激減したため、逆に探知パークとしては優秀になったと言える。
サバイバー全員の位置をほぼ特定できるのはかなり有効。特にワープ能力や高速移動持ちなら、見えたサバイバーに急襲を仕掛けることもできる。
●「フランクリンの悲劇」
通常攻撃を受けたサバイバーはアイテムを落とす。落としたアイテムは90秒以内に拾わなければチャージを失う。
アイテム持ちのサバイバーの戦術を狂わせることができるパーク。特に、治療を医療キット頼みの構成にしていたサバイバーには絶大な効果をもたらす。
なお、ネメシスのワクチン、ウェスカーの救急スプレー、セノバイトのルマルシャンの箱などは、現環境ではこのパークでは落とせなくなったので注意。
[サバイバー側の対策]
サバイバーでカニバルと対戦する場合は、心音がしたら早めに逃げること。普通のキラーより逃げるタイミングを早くする。
チェイスになったら窓を意識して、チェーンソーを窓でかわせるタイミングを掴みたい。板は無理して温存しなくてもいい。カニバル相手には吊られる方が厄介なので、チェイス時間を伸ばせるなら、あるものは全部使っても構わない。
カニバルがキャンプしている場合は救助は困難。1人が陽動してもう1人が救助できる形に持ち込めるならなんとかなるが、陽動を無視して離れないタイプだったら見捨てて修理した方がいい。無理に救助しようとして二次災害が起きる事態だけは避けたい。
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