第十六話 心の中の思い
学校が終わり俺はすぐに自分のベットに入った。
なんだろうこの気持ちは…
すごい心がモヤモヤしている。俺はずっと考えていたしかし答えは出ない。多分気づいているんだろう。ただ、それを答えだと認識したくなかったんだ。
それを認識してしまうと、これから双葉さんに顔を合わせられなくなる気がする。。
気づくと窓から日差しが突きつけていた
俺は夕飯を食べずにそのまま寝てしまったのだ。
ん〜。ねむい。今何時だ?
A.M10:26
え?
10時?
「遅刻だ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!?!?」
俺はアニメを見てるかのように食パンを咥えて学校まで走った。
俺は正直この時間で遅刻は確定していた。しかし何故か走らないといけないような使命感に駆られていた。
そして学校が少し見えてきた分岐点で黒い影にぶつかる。俺は一瞬宙に浮いた。
いてぇ……
俺は尻餅をついた。ぶつかった方を見てみるとうちの制服を着た生徒だ。しかも女子だ。
俺はすぐに駆け寄る。
「大丈夫?申し訳ない。怪我してない?」
よく見ると。双葉さんだ。あれ?
しかも食パンを口に咥えている。
え?なんかのアニメなのだろうか?
すると黙っていた双葉さんが口を開く。
「だ、大丈夫出す、、。あれ?、、たけだくん??」
俺はこの双葉さんのきょとんとした顔に心が揺れた。なんだろう。この心は
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