第十四話 空き部屋での〇〇
双葉さんにつられて廊下を出たのはよかったもののすごくめだってしまった。
まぁ、元々目立っていたのでもう仕方ないか…
「双葉さん、どこに行くの」
双葉さんは答えない。
俺は黙ってついて行った
するとある空き教室の前で双葉さんは止まった。
そしてこう話した
「ここで話しましょう」
俺は黙って頷き空き教室に入る
ドアを閉めたところで男子達や女子たちの声が聞こえてきた。野次馬で追いかけてきたのだろう。
双葉さんは"しー"と言った。
そしてその声がどんどん小さくなりやがて聞こえなくなった。
双葉さんはすぐに話し始めた
「ここももうじき見つかるでしょう。竹田くん。ここはいっそのこと前に出てみませんか?」
俺は頭が回っていなかった。
「いつか、あなたがまたいじめられてしまいます。教室に戻り皆さんに話しましょう。」
俺は頭が回っていなかった。
何故かというとこの空き教室は物置のようになっていて、双葉さんをすごい近くに感じてしまうためすぐに出たかった。
双葉さんのいい匂いが鼻につく。
双葉さんが自分にめっちゃ近づきそうになっていた
俺は慌ててドアのほうに行こうとする。
するとドアの鍵が閉まっていた…
あ… ドアを閉めたんだった…
双葉さんが鍵を開けようとすると……
開かない………
よくどあのところを見るとドアに何かが引っかかっている。双葉さんはそれを取りドアを開けようとした瞬間。
ドンガラガッシャン!!!
上にあったものが落ちてきた。
俺と双葉さんは落ちてきた物の下敷きになった。
「いてて、大丈夫か?」
おれは、咄嗟に双葉さんを庇ったがそのせいで頭を打ってないか心配になった。
「は、はい。ですが、、その……胸」
胸?あ……
自分の腕を見てみると双葉さんの胸を…………
モミ………
すると双葉さんの顔が赤くなっていく。
「バカ〜〜〜〜〜〜!!」
双葉さんに顔を平手打ちにされさっきの双葉さんぐらい頬っぺたが赤くなりました。
これは俺が悪いので何も言えなかった…
申し訳ない…
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