第六話 正夢?

そんな感じで学校に来た俺は、色々モヤモヤしていてあまり寝つきも良くなかった。

しかも、双葉さんが隣の席なんてまだ夢なのかと思ってしまった。


先生に怒られて周りにくすくす笑われた涼太なんて大爆笑だったほんと最悪な新学年初日となった。


(最悪だ…)


これから皆んなの目が怖い。せめて10日目ぐらいに問題起こすならまだアレかもしれないが初日に……

そんなことを思いながら、バイト先へ

今日は臨時で呼ばれていたこともあり午前中のことも忘れてしまうような忙しさだった。


バイト終盤になり疲れが溜まってきた。

そんな時にふと店長の方をみると困った顔をした店長と申し訳なさそうな双葉さんがいた

自分も一通り仕事が終わったので店長の方に向かう


「なにかあったんですか?」

店長に聞いてみると店長は困った顔をしながら

「あ〜。りんちゃん、それがね〜…」

すごい困った顔している

「それがね、双葉さんのミスで卵が500個届いたんだよね〜。どうしよう」


「ブホッ、」

え?正夢??


「まぁ、いいわ双葉ちゃん、余分な分はどうにかしといて〜」

明るく言っているが普通に怒っているだろう


無茶振りすぎだろ………


「は、はい!」


いや、、返事しなくていいのに?!

どうするんだろうか、、。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る