第五話 悪夢?

それは昨日に遡る

俺は久しぶりに夢をみたそれはアルバイトの夢だった今日はアルバイトをしていたのでアルバイトの夢を見るのはなんとなくわかる

内容はいかにも単純であるが自分的には辛かった夢だった

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「竹田くん。この魚はどこに置くべきですか?」

最近双葉の距離が近くなったあの事件以来よく話すようになった。

「うーん。今、旬だからやっぱり皆んなの目に届くところがいいかな〜」

自分がバイトの先輩ということもあり双葉がよく質問してきてくれる。

とてもいい後輩を持ったものだ。

「はい!了解です。」

笑顔で返事される


可愛い………


「りんちゃーん」

遠くから店長の声が聞こえる


ちゃん付けは直してほしいが言っても直らないため言わなくなっていた。。


「なんでしょう?」

店長のところにいく


「なんか、卵が500個届いたんだよねなんでか知らない?」

不安げに卵パックを指しながら聞いている

ただ、自分には覚えがないため

「卵が500個?wそんなこと知ってるわけないじゃないですか」

笑いながらいう

「だよね〜。だけど問い合わせたら竹田って言うものだから凛ちゃんかと…」

え??

このバイトに竹田というのは俺しかいない

「もしかしたら、俺かもしれないです…」

普通に考えて俺の可能性が高くなった。

いや、確定なのだろうが覚えていない

「凛ちゃん、余分な分はどうにかしといて〜」

明るく言っているが普通に怒っているだろう

(無茶すぎる…俺が悪いのだが………)


そこに会話を心配そうに聞いていた双葉が来て

「竹田くん、私も卵をどうにかしましょうか?」

ありがたい言葉だ、ただ……なぜ?

「なんで双葉が手伝ってくれるんだ?」


きょとんとした顔をした双葉が


「あなたの彼女だからですけど?」

さも当たり前に言われてそのあと何で返そうかと考えてるうちに

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「「「チリリリリリリリリリリリリリ」」」

目覚ましが鳴って目が覚めた

なんて意味がわかんない夢なんだ………

俺は冷や汗をシャツで拭きながら

洗面台に行き頭を冷やすのだった

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