冒頭の入りが上手く、語り口が軽妙で最後まですらすら読めてしまう。何事も節度と、適度な距離感は大事ですね。少しコミカルで美しく、やや不気味でもある神秘的な妖魔。思い描いた生き物の答え合わせがしたくて、漫画でも読みたくなったし、「世にも奇妙な物語」でも出来そうな作品ですね。
はっとするような美しい描写が多くみられるファンタジー作品です。短いのですぐ読めます。ご興味のある方は、是非!
短編なのでこれ以上はネタバレ。応援してます!