第2話参加するためには準備が必要です
今年で7回目のカクヨム誕生祭。私が参加するのは、これで3回目。1回目から参加し続けている方は、どれだけいらっしゃるのか。まだまだ若い小説投稿サイトではあるものの、1年、1年、確実に歩みを続け、歴史を積み重ねていっている。10周年を迎えるころには、自分とカクヨムはどう変化しているのか、楽しみではある。
それはそうと、今年は、毎日更新がチャレンジに掲げられている。ずいぶん前に、毎日ブログで更新をしたことがあったが、その時のようなエネルギーがあるとは思えなかった。毎日、連続更新は無理かもしれない。
「せめて、2月上旬にお知らせが来ればよかったのに。そうしたら、もっと準備できたかもなのに」
私がぼやくと、隣にいたひとがにやりと笑う。
「そんなこと言っててもね、結局、ぎりぎりになるんだよ。でね、当日にあわてて書くんだよ」
なかなか辛辣な言葉だ。だが、わが身を振り返ってみると、ぐうの音も出なかった。ただ、普段から、どんな話を書こうか、ネタがあるだけで気持ちが楽だから、考えておくと良いよとアドバイスをしてくれる。
「誕生祭は、ほどほどにするよ。コンテストが控えているからね。そっちを頑張るよ」
ゆるく考えている方もいるようだ。
「楽しく参加できれば良いかな?」
とにかく、3月いっぱい続くのだ。他にも資格勉強や子育て、家事、仕事、介護、参加者によって、抱えるものはいろいろだ。その中での参加なのだから、自分にぴったりのやり方が良いに決まっている。
告知が出され、内容の濃さに慌てたけれど、やることは変わらないのだ。作品を書いて締め切りまでに投稿する。参加者の作品を読んで、コメントや感想を書く。
窓から差し込む光が明るい。特に今日は、気温が高く、窓を開けていても寒くなかった。それどころか、心地良ささえ感じる。
「そろそろ春一番が吹くかな?」
私の住んでいる地域では、春一番の知らせはなかった。これだけあたたかくて、風が吹けば、そろそろ春一番の言葉も飛び出てくるだろう。
これから春がはじまるのだ。冬が終わって、うれしい時期がはじまるのだ。あまり気負わずリラックスして参加していこう。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます