第8話

 星の全景が見える宇宙空間へと転移したハーデスは、怒りのままにマーレの名を呼んだ。人の口から発する音ではなく、魂の言葉リオリアを使ってだ。

 一度呼び、二度呼び、三度呼んでも反応が無い事に顔をしかめる。

「【時の】」


 ――見てたヨ。宜しくないネ。


 同じ律の管理者である【時の律】に呼びかけたハーデスは、自分の声が届いた事に安堵し、反応がないマーレが己の呼びかけを無視した事を知った。何故、と心内で問いつつ、【時の律】との会話に注力する。

「報告を受けていない。発生して間もないからか? だが、魂に関わる事案は経過観察よりも即時報告を徹底していたはずだ」


 ――僕もその認識だネェ。ちなみに聞いて驚きな【死の】。全生命体記録領域アカシックレコード、マーレに纏わる項目がごっそり抜けてル。


「なんだと!?」

 目を見開くハーデスに、【時の律】は同意するように言葉を続ける。


 ――記録は僕らの個体記憶領域にある分だケ。まったくひどいもんサ。……どうすル? 【死の】。


「…………」


 ――意図的に輪廻転生を遅らせようと考えている奴がいるとはいエ、星の一生分の事ダ。放っておいても全域で見れば大した誤差じゃないシ、他の管理者を呼んで視点を変えてもいイ。これに関しての管轄は君ダ、僕らは君の指示に従うヨ?


【時の律】の言葉に、ハーデスは黙考する。しばし顎に手をやり考え込むと、「調査に入る」と端的に述べた。


 ――君ガ?


「あぁ、私がだ。……この星では、アンデッドやレイスなるもの報告外の存在が当然の認識で文明に織り込まれている。外側から手を下すのは易いが、自浄作用を使えるならそれに越したことはない」


 ――そうじゃなくてサ、わざわざ君じゃなくても担当の子ニ……


「【時の】」

 制するように言葉を遮ったハーデスに、【時の律】は意図に気が付き黙り込んだ。


 ――了解、ご随意ニ。ところデ、あの子はどうするノ?


「あの子? ……あぁ」

 十兵衛の事を指しているのだと思い至ったハーデスは、彼のいるマーレをおもむろに睥睨した。

 マーレは青い星だ。星の表面積の八割を水が覆い、人の住むウェルリアード大陸と相対するかのように大海を挟んでガデリアナ大陸が在る。魔族の国ヨルムンガンドを有するのもここだ。

 鳥が翼を広げたように見える二つの大陸の中央は【トルメリア平野】と呼ばれる陸続きの大地があり、荒れ果てたように見えるのはそこで幾度も戦が行われているからだった。

 それと比べるとウェルリアード大陸の方は緑豊かに見えるが、ガデリアナ大陸はトルメリア平野と似たような色合いだ。土地が瘦せているのだ。そこから察せられる歴史に、ハーデスは不快げに顔をしかめる。

 星の営みについて全権は星にあるとはいえ図られた配分に眉をひそめつつ、やがて「しばし付き合ってもらう」と結論付けるように告げた。

「まだアレの理由が分かっていない。それをかいした後に死を望まれれば、術を解いてやらんこともない」


 ――帰せって言ってたけド? 君、ちゃんと教えてあげなヨ。



 ――低次元領域から高次元領域にハ、早々戻ることは出来ないんだっテ。



【時の律】の言葉に、ハーデスはフン、と鼻を鳴らす。

「聞かれれば答えるさ」と、さも当然のように呟いて。



 ***



 希望に従い、ライラの望む死は野花の花畑が見える地で果たされることとなった。

 くり抜かれたかのように森の中に突如として現れるその花畑は、木の枝葉に邪魔されることなく陽光を浴びて鮮やかな色彩を誇っていた。ライラが、幼い時分より花冠や花束を作ったりして慣れ親しんだ大好きな場所を眺めながら逝きたいと願ったのだ。

 十兵衛の他に同行したのは、スイと村長のオルドア、そしてアイルークである。

 妻が遠方へ働きに出ているため、アイルークとアレンは長らく父子家庭だった。そんな彼らをなにかとライラとスコットの夫妻が助け、一人娘のマリーも含めた家族ぐるみの付き合いが長年続いていた。――心から慕っていた親しい友人達なのだ。過日の思い出と返しきれない恩を思い、アイルークは拳を震わせる。

 幼い娘を一人残してこの世を去るなど、彼女の心中を思えば涙が浮かんだ。沈痛の面持ちでかける言葉も見つけられないアイルークを、縛られたまま座り込んだライラが顔を見上げて微笑む。

「泣かないで、アイルーク。私が貴方達を傷つける前で良かったわ。……お義父さん、マリーをよろしくね」

 ライラの義父であるオルドアが、その言葉に強く頷いた。マリーは、アレンと共にオルドアの妻であるキヌイに任せて家で待たせている。自分が死ぬ所を娘に見せたくはないと、強くライラが願ったからだ。

 三人のやり取りを見つめながら、十兵衛は拳を握りしめた。死なねばならぬ者より、死ぬべきではない者が死に向かう。ままならぬ事のなんと多いことかと目を伏せ、おもむろに足下を見つめた。

 と、そこにふと影がかかった。目線をあげると、いつの間に帰ってきたのかハーデスがしかつめ顔で浮いており、きょろきょろと辺りを見回して事態の把握に努めていた。

「ハーデス……」

「そうか。ライラも魔物の生は選ばず、自ら死を選ぶのか」

「お前な……!」

 ここでもその問いをするのかと、十兵衛は腹の底から沸き立つ怒りに任せてハーデスをふん捕まえようとする。が、それよりも先に「面白いことを言うのね」と、座り込んでいたライラが達観した顔で笑った。

「子供がいるのだろう。母という存在は皆、子の成長を見たいものだと聞いたが」

「ハーデス!」

「ハーデスさん!」

 あまりにもな言葉に、十兵衛のみならずスイまでもハーデスの名を叫ぶ。だが、ライラは目を潤ませながら「そうね、とっても見たいわ」とすんなり答えた。

「どんな風に成長するのかしら。夫に似てくりくりした瞳の可愛い子だから、きっと男の子が放っておかないわ。今はお絵かきが好きだけれど、もしかしたら歌にも興味を持つかも知れない。音痴な私に似てないといいけれど……。そうしてすくすく成長して、すてきなお姉さんになって……。そういう全てを、隣で歩んで見ていたかった」

「魔物のままでは、果たせないのか。人と形は違えど、肉体も魂もそのままに生きられるだろう」

「フフ、縛られたままでってこと? ……そうね、見ていたいって望みは確かに果たされるのかもしれない。でも、私の夫がアレン君を襲ってしまったように、魔物に変じると精神まで汚染されて人を襲うの。娘を傷つけるかもしれない可能性をはらんだまま生きるのは、私は絶対に嫌よ?」

 ライラの柔らかい語り口調は、まるで子供のとりとめもない「なぜなに」の質問に優しく答える母のようだった。無遠慮なハーデスの問いを受けても真摯に答える姿勢に、十兵衛は目を瞠る。

「大切な者を傷つけたくないから、自ら死を選ぶのか」

「えぇ。魔将の傀儡かいらいとして生きるのもお断り。私は私の意思で、私の生を終わらせるの」

「……ありがとう、ライラ」

 ハーデスの顔が、ふっと綻ぶ。問いに答えてくれたことへの、心からの感謝だった。真っ直ぐに受け取ったライラは、「じゃあ、私からも質問」とハーデスを見上げて問いかける。

「どうして、知りたいと思ったの?」

 ライラの言葉に、十兵衛ははっと息をのんだ。

 自ら死を選ぶ者の心。それをハーデスは知りたいと言っていた。だが、思えばそう思うようになったきっかけを聞いていなかったなとそこで気がつく。

 図らずもライラから確信をつくような質問が飛びハーデスはしばし面食らったが、やがて宙より降りて膝をつき、異形となったライラの顔を正面より見据えた。

「自ら死を選ぶ者達を、私はこれまで数え切れない程多く見送ってきた。理由を知りたくてたくさん問うてきたが、誰にも答えてもらえなかった」

「…………」

「知りたいんだ。お前のような自ら死を選ぶ者達の心を。もう、何も分からないまま見送りたくはない。私に語りたくないのであればせめてその心を慮りたいのだと、そう、思ったんだ」

「……ハーデス君」

 ライラが慈しみの籠もった瞳をハーデスに向け、ゆっくりと頭を下げる。彼女の意図に気が付いたハーデスは、一歩歩み寄って頬に手を添え、大きな額に己の額をあてた。

「教えてくれて、ありがとう」

 彼が感謝の言葉にのせた思いと同じものを、ライラは返した。

 ハーデスは固く目を閉じ、「よい旅を」と、彼女にだけ聞こえる声量で小さく呟くのだった。



 正座をし、後ろ手に縛られた手を背の方で突き出すように上にあげる。首を差し出す形の姿勢をとっているライラに、意識はない。眠ったまま逝けるよう、スイが僅かな出力に調節した奇跡を使って細工を施したからだ。

 まるで日本にいる時と同じく本当に侍相手に介錯をするようだと感じながら、十兵衛がやおら隣に立つ。見守るオルドアやアイルークは、祈りを捧げるようにして手を額に添えて目を伏せ、スイは逸らすこと無く真っ直ぐに見つめていた。

 スラリと涼やかな音を立てて腰に差した鞘から打刀を抜き、肩の高さに揃えるようにしっかりと構える。天へ向いた白刃に陽光があたり、きらきらと彩色豊かな光を反射した。

 それまで聞こえていた小鳥のさえずりや木々のざわめき、村の方面より響く人々の話し声が、一切消えた。静寂しじまの中でただ一人、介錯をする者とされる者のみがこの世にいるように十兵衛は感じる。

 いつもそうだった。死を受け入れる者と下す者として在る時、十兵衛の世界は静まりかえる。せめてこれ以上の苦しみなく逝けるようにと細心の注意を払い、確実に首を落とすべく打刀を構える時、極限の集中状態に入るからだ。

 だが、十兵衛の身に不可解な事が起こった。己の鼓動の音が耳に聞こえたのだ。

 血のうしおがうねりを伴って動悸となし、普段は聞こえるはずもない鼓動が耳から通じて頭の中にまで広がる。どくどくと激しい音を立てて聞こえるその音に集中力を乱され、十兵衛はこめかみに脂汗を流した。

(――何故自ら死を選ぶ)

 ハーデスの問いが脳裏に浮かぶ。

(――その生に、よき結びを!)

 これが、よき結びだというのか。

 魔物と変わった夫に先立たれ、幼い娘を一人残し、罪も犯さぬ身のまま首を落とされるこの終わりがよき結びだというのか。こんな終わりがよき結びであっていいものか!

「十兵衛さん……?」

 固まってしまった十兵衛に、不審に思ったスイが声をかける。だが、何も言葉を返せそうになかった。

 どうして死なねばならない。何故善良な母が逝かねばならない。俺達が知らないだけで、まだ他に方法はあるんじゃないのか。真っ先に死ぬべき自分より何故先に彼女が命を絶たねばならないんだ。魔物に変じた者達だって、本当は、もっと――!

 そんなとりとめもない言葉ばかりが胸いっぱいに広がって、十兵衛は息の仕方も忘れたように過呼吸に陥りかけた。アイルークから役目を代わり、ライラに心より望まれ約束した身でありながら、ここにきて惑う自分が許せない。それでもぐちゃぐちゃに搔き混ぜられた感情に一切動けず、途方にくれた所でふと視線を感じた。

 目線を上げた先にあったのは、血のように紅い双眸だった。十兵衛の思っていることが分かるのか、唇を引き結んだまま無表情のハーデスが首を横に振る。

 ――ライラの寿命は、定まった。

 頭に、直接ハーデスの声が聞こえた。瞬間、カッと目の奥に強い熱を感じた。

 心から死を望んだ者と、死を冠する男が示す定められた運命が、どうしようもなく受け入れがたい。

「お前なら――っ!」

 十兵衛は、無意識に声を上げていた。声に涙が滲んで全てを続ける事が出来ずとも、胸内で血を吐くように言葉を紡ぐ。


 死を司るお前なら、何でもできるんじゃないのか。父母を共に失う娘に、せめて片親だけでも残せるよう慈悲をくれはしないのか。

 神をも星をも超えるというなら、自ら死を選ぶ者達を憂う心があるのなら! どうして、この結末を止めてくれない――!


「アイルーク! アレンが! アレンとマリーがそっちに行った!」

 その時だった。トレイルの大声がこちらに届く。はっと全員が村の方へと目を向けると、こちらに向かって走ってくる二人の子供達がそこにいた。

「アレン、マリー! なんで……!」

「十兵衛さん、待って!」

 十兵衛がライラの意思に背く形にならないよう、素早くスイの指示が飛ぶ。だが、スイが声をかける頃にはもう、二人の気配をいち早く察した十兵衛は打刀を鞘に収めていた。

「父ちゃん、俺……!」

 アレン達がこれ以上近づかないよう、アイルークが身を挺して二人を捕える。目を吊り上げて「アレン! マリーと一緒にキヌイさんの所で待っているように言っただろう!」と叱るアイルークに、「違うの! マリーがお願いしたの!」とマリーが声を上げた。

 齢六歳の身なれど、マリーははっきりとした口調で自身の意思を告げた。橙色に近い黄色の髪のかかった深い青色の瞳が、驚きに目を瞠るアイルークを強い眼差しで見つめていた。

「ママの所に連れてって欲しいって、マリーがアレン君にお願いしたの。おばあちゃんには止められたけど、アレン君がマリーを窓から出してくれたの」

「アレン、お前な……!」

「分かってるよ俺だって!」

 マリーより六歳年上のアレンは、父の配慮が分かる程には大人だった。それでも、その配慮を汲んでなおマリーの願いを優先した彼は、拳を握りしめてアイルークに面向かう。

「でもさ! 父ちゃん、マリーがどれだけ長い間スコットおじさんとライラおばさんに会えなかったか、分かってるか!?」

「っ! それは……!」

「危ないからっていう言い分は分かるよ。でも、最期くらい会わせてくれたっていいじゃないか」

「アレン……」

「どんな姿だって、マリーにとっては大好きな母ちゃんなんだ!」

 魔物に変じた人々が出た時、カルド村では真っ先に幼い子供達が隔離された。大好きな父親や母親が怖ろしい異形の姿に変じていくなど、村人も本人達も見せたくはなかったからだ。

 例えこの先本当に魔物に変じて死ぬ時が来たとしても、子供達の記憶には人であったときの自分で在りたい。そう願った親の気持ちを、アイルーク達は尊重した。

 だが、大人と子供の狭間にいるアレンは違った。大人達の配慮を理解しつつ、されどマリーとライラの最善を考えて行動に移したのだ。

 二人を抱えたアイルークの肩越しに、マリーは大好きな母の背を見つける。狼と同じような黒々とした毛で覆われようと、その背は見つける度に駆け寄って飛びついた、愛しい母のものだった。

「ママ……!」

 唇を震わせて母を呼ぶマリーに、ぎゅっと目を閉じたアイルークが覚悟を決める。アレンを解放してその頭を強く撫で、マリーを抱えたアイルークがライラの方へと振り向いた。

「アイルーク……!」

「村長、十兵衛さん、すみません。私の我儘を通す形で申し訳ないが、マリーにライラとの最期の触れ合いをさせてやってほし――」

「マリー」

 瞬間、全員が言葉を失った。

 スイの手によって意識を失っていたはずのライラの口から、娘の名が零れ出たからだ。

 無意識化でも娘を求めたのかとオルドアの目に涙が浮かび、アイルークは歯を食いしばる。

「ママ!」

「マリー、マリー……」

「待っててくれライラ、今そっちにマリーを」

 その時だった。アイルークの歩みを、スイが阻むように背を向けたまま腕を広げて立ちふさがった。

 目を丸くするアイルークに対し、スイが厳しい目で「動かないで」と告げる。

「神官様……?」

「十兵衛さん、斬って下さい」

「っ! スイ殿!?」

「今すぐに! 早く!!」

「だ、だが! ライラ殿がこんなにも名を呼んで……!」

 十兵衛には理解出来なかった。娘の目の前で母を殺すことを、まさかスイが指示するとは思わなかったのだ。

 動揺する十兵衛の反応を見て、スイは深く息を吸い覚悟を決めた。

「神官様! ほんの少しだけです! ほんのひと時だけでもマリーを、ライラの側に!」

「【断絶の障壁】!」

 瞬間、金色の障壁がライラに繋がる道を遮るように発生した。まるで天球儀のように半円を描いて広がったそれは、スイの後方――カルド村に至る百ミール近くの面積を覆い尽くす。

「マリー、まリー、まりー、まりい、マりィ、マリィ」

「オルドアさん! この障壁の中に村の人全員を避難させて!」

「神官様……! はい!」

 オルドアは、そこでようやくスイの意図する所を察した。トレイルと共に大急ぎで村の方へ向かい、「中へ! この中に入れ!」と大声で叫ぶ。呆然とスイが張った障壁を見つめるアイルークとマリーの後ろで、いち早く異変に察したアレンがはっと声を上げた。

「十兵衛! 避けて!」

 指示に動けたのは、ほぼ反射だった。飛び退った十兵衛が元居た場所に、鋭い風が通り過ぎる。その軌道の先では木々が鋭利な刃物で切られたかのようにすっぱりと断たれ、大きな音を立てて倒れていった。

 同時期にあまりにも多くの事が起こりすぎて、十兵衛の理解が及ばない。一体何が、と思った矢先、腹部に強烈な衝撃をくらった。

「十兵衛!」

「十兵衛さん!」

 これまで受けた事もない重い一撃だった。アレンとスイの声が耳に届いた頃にはもう、十兵衛の背は轟音を立てて木の幹へと叩きつけられていた。

「どうも招集に応じぬ奴らが多いと思えば、邪魔が入っていたとはな……」

 深い森の奥から、心胆しんたんさむからしめるおぞましい声が響く。

 その場にいた全員の目が、声の聞こえた方へと向けられた。

「カルナヴァーン……!?」

 アイルークが震えるような吐息と共に吐いた名に、魔将は爛れた顔を醜く歪める。


「いかにも」と笑ってみせたのはまさしく――


 ――魔王麾下きか七閃将が一人、蟲道こどうのカルナヴァーンであった。

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