第126話 古龍の古代遺跡③

私はドラゴサイズドッグがいた部屋を出て第二階層を進んでいた。


第一階層とは違いモンスターもたくさん出てきている。


それをどうにか倒しながら進む。


「さてとひとまずレベルアップしたステータスを確認しておこうかな」


私はステータス画面を開いて現在のステータスを確認する。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

★名前


ユズ


★ジョブ



テイマー(選択中)


レベル100


★ステータス(LUKに自動振り分け)


ATK0


MAG0


DEF0


SPD0


LUK2000(+350)


※最強種の好敵手により半減中


★使役モンスター


スノーブレイズユニコーン


モノクロームグリズリー


ウインドメリィ


紺/スピリットフォックス


ウタイルカ


ルシェリ/スモールフェアリー


★スキル


モンスターテイム


指揮上手(自動発動)


経験値上昇(自動発動)


ラッキーガール(自動発動)


武器変形魔法:幸


遠距離得意


剣豪の構え


【サソリの星神を打ち倒せしもの】


【魚の星神を打ち倒せしもの】


【天秤の星神を打ち倒せしもの】


星神特攻


装備


四葉の指輪


妖精のドレス


幸運の飾り紐


龍殺の剣


妖精姫のドレス


所持品


古龍の卵


不死鳥の卵


キラメキの指輪


ーーーーーーーーーーーーーーーー


「レベルが100まで上がってる…」


恐らくここまで来る戦いで上がったんだろうけど…。


そんなに経験値が良かったのかな…?


まぁなんにせよ強くなったのは嬉しい。


後でみんなのステータスも見ておくことにしよう。


私はステータスを閉じて先へと進む。


しばらく進んでいると一つの小部屋を発見した。


「こういうところにはよく宝物なんかが置いてあるのがRPGなんかでは鉄則だけど…


宝箱…はなさそうだね。」


代わりにいくつかの実験道具が転がっている…。


恐らくこの部屋で何かの実験が行われていたんだろう。


「とりあえず拾っておこうかな。」


《欠けた試験管を入手しました》


《血練れた布を手に入れました》


《何かの牙を手に入れました》


「この表示…何かのイベントアイテムかなぁ…」


進行中のイベントを見ても何も表示されてはいない。


不死鳥の塔の時は自動的にイベントが発生してたんだけどなぁ…。


恐らくこのダンジョンのどこかで発生する特殊イベントがあるんだろうけど…。


とりあえずそれは置いておこう。


進めばいつか遭遇するはずだからね。


「さてと…また先に進もうかな。」


「…」


「…?」


なにか視線を感じたような気がするけど…多分気のせいかな。


とりあえず気にせずに先に進むことにしよう。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


小部屋を出た私はまた第二階層を進む。


「ここら辺はモンスターが出ないですね…」


「でも慎重に進んだ方がいいかも。


何が出てきてもおかしくないからね。」


「ルル~?」


「きゅ」


「スノウ?」


突然止まったスノウの目先を見ると壊された扉があった。


「暴れた後…?」


近付こうとすると忠告のウインドウが現れる。


《この先は強制的にクエストが発生します。


クリアするまで戻ることが出来ません。


先に進みますか?


YES/NO》


「まぁYES以外の選択肢はないよね。」


私はYESを選択すると壊れた扉の先へと進むのだった。


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