【10万pv突破】運極振りテイマーのVRMMO

第85話 新たな仲間

「さてと…フェアリアでのクエストも終わったし第七エリアに移動したいわけなんだけど…

そのためにはエリアボスを倒さなくちゃいけない。

しかし…今回は下調べ完璧！

第六エリアのエリアボスは氷弱点のファイティングベアー。

スノウの氷で楽々クリアだよ！」

フェアリアでのクエストを終わらせた私は第七エリアに行くために第六エリアへと来ていた。

フェアリアでもっとやりたいこともあったにはあったんだけど…。

ひとまずは行けるエリアを広げないといけない。

第七エリアからは新要素の《組合》が実装されてるらしいからね。

それぞれの組合では職業のパワーアップに繋がるアイテムが貰えるとか何とか…。

まぁとりあえず行ってみればわかりそうかな。

「よーし！行くぞ第七エリア！」

「きゅー！」

「ルル～」

「うんうん。スノウもルシェリもやる気満々だね～…ん？ルシェリ…ルシェリ！？」

「ルル～♪」

そこにはフェアリアで別れたはずのルシェリがいた。

女王様がアルラにだけ伝言をするって言ってたのはこういう理由だったってわけね…。

私にバレないようにどこかに隠れて付いてきてたのか…

全くもう…。

言ってくれればちゃんと連れていったのに…。

まぁルシェリなりのサプライズってことかな。

「今までどこに隠れてたの？」

「ルル…ルール～！」

ルシェリは私のドレスで一番大きな花の後ろに隠れてみせる。

確かにこれなら着てる私にはバレずに付いてこれるね…。

「まぁとにかくよろしくねルシェリ。」

「ルル～」

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ルシェリ

スモールフェアリー

レベル40

ATK0

MAG200

DEF100

SPD150

LUK50

スキル

フェアリーボム

パラライズシャワー

スリーピングボイス

フェアリーバインド

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「MAGが高めでSPDも高め…スキルは妨害が多めか。」

うちのパーティにはいないタイプだし戦い方の幅も広がるかも。

「改めてよろしくね。ルシェリ。」

「ルル～」

「きゅきゅ～」

「ルルル～」

スノウとルシェリは挨拶を交わしてじゃれついている。

一生見て痛いレベルで可愛い…。ずっと見ていられる…。

っといけない。早く第七エリアに進むためにエリアボスを倒しに行かないと。

「よし！新しい仲間も増えたし今度こそエリアボスに挑もう！」

「きゅ！」

「ルル～！」

ルシェリという新たな仲間を得た私は次のエリアに進むべくエリアボスの元へと向かうのだった