3月26日 潜水艦が好き
私はミリタリー関係の情報も好きである。飛行機が好きだという事は別のエッセイの中で既に話しているので当然その流れで戦闘機の話題は大好きだ。だが戦闘機に限らず、戦車や護衛艦などの情報についても暇な時にポチポチとインターネットで拾い読みしている。その中で飛行機の次に私が興味があるのは…潜水艦だ。
「マニアックな」と思われる方も多いと思うが、私が初めて読んだミリタリー冒険もの?というか、兵器が出てくるリアルな戦闘描写のある漫画というのが親戚の家にあった『サブマリン707』だと言えば「あーあの漫画の影響ね。」と納得される方もいらっしゃるのではないだろうか。
とにかく魚雷による攻撃が新鮮だった。相手を追尾するホーミング魚雷とかソナーとか耳慣れない潜水艦用語が飛び交い、魚雷戦は魚雷を発射してから命中するか命中しないかがすぐには分からない。相手に向けて魚雷を発射しても、命中するか否かは魚雷が航行する数秒間を待たなければ結果が分からない。相手から雷撃を受けた場合はもっとドキドキだ。命中しませんようにと祈りながら、相手の攻撃を予測し、回避運動を取るのである。この〝間(タイムラグ)〟が、戦闘シーンに独特のドキドキ感をもたらした。
近年、同じ潜水艦を題材にした漫画で〝沈黙の艦隊〟が好評を博した。この漫画は背骨が世界の軍事バランスやアメリカの魂胆などを克明に取り入れた傑作だと思っているが、その傑作によりリアリティーをもたらしたのが潜水艦〝やまと〟の様々な戦闘シーンだった。そして潜水艦の戦闘シーンはサブマリン707で描かれたように、そもそも海の中で「撃沈≒(ほぼイコール)死」という環境の中、相手の戦術を読みながら発射後には直ぐに結果が分からない魚雷という兵器をメインに展開されていた。
日本は周囲を海に囲まれた海洋国家である。今現在、戦闘機を自国で作る技術を持つことが叶わない我が国において、潜水艦の性能については世界でもトップクラスと聞いている。この技術だけはアメリカに取り上げられないよう自国で持ち続けていただきたいと切に願う。
おわり
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