第51話 特に何もない午後
魔王城を出てきたあと、お昼ご飯を食べてから僕達は家に帰ってきた。
《一日居なかっただけでとても久しぶりのような気がします。》
〔そうやな、なんか久しぶりの感じがするな〜。〕
『何故かとても眠たいので寝ます!』
〘俺も眠たいから寝るわ。〙
【私も眠たいので寝てきます。】
{お休みなさい。}
❨暇なのだ。❩
(私も。)
❨主、なんか楽しいことないですか?❩
「う〜〜ん。冒険者ギルドに行く?」
❨う〜〜ん。どうしようか悩むのだ。❩
(私は、行きたいな〜)
❨じゃあ、私も。❩
「ほ〜い。じゃあ、冒険者ギルドに行こうか。」
(❨はい!❩)
と言うことで、冒険者ギルドにやってきた。
〈こんにちは。〉
「(❨こんにちは。❩)」
〈今日は、どのような依頼を探していますか?〉
「いつもどうり討伐系の依頼です。」
〈なら、こちらはどうでしょう?ファイヤーゴーレムの討伐です。〉
「はい!これを受けます。」
〈かしこまりました。では、行ってらっしゃい。〉
「(❨は〜い。❩)」
さっそく、依頼書に書いてあった草原にやってきた。
(こんな草原に火があったら一瞬で燃え広がると思うんだけどな〜。)
「確かに。」
❨地面が燃えない炎で出来ていると思うのだ。❩
「それって、とても熱い炎じゃない?」
❨確かに、火傷じゃ済まないかもしれないのだ。❩
(気を付けて行こう。)
「❨お〜!❩」
そのまま、ファイヤーゴーレムを探しているとすぐに見つかった。
「!!居た!」
(せーのっで、行こう。)
(せーのっ!)
「妖術・ウォータークラッシュ!」
❨水産狐神!❩
(水産狐髪・絶!)
以上終了。なんだかあっけなかった。
❨主、もう少し動きたいのだ。❩
(私も動き足りない。)
「僕もなんかあっけなさ過ぎたと思う。」
「よしっ!魔物を探しに行くか。」
(❨ラジャー!❩)
……30分後……
「これでいいかな?」
(いい運動になった。)
❨ふぅ〜。いい汗かいたのだ。❩
「冒険者ギルドに戻ろう。」
僕達は、冒険者ギルドに戻り魔石を出した。
〈えぇ~と。色々と倒しましたね。ファイヤーゴーレム、リザードマン、オーク、スライム、ゴブリン、フワッコですね。合計で金貨85枚です。依頼達成金合わせて、金貨90枚です。〉
「ありがとうございます!じゃあ、僕達は帰りますね。」
「(❨さよなら。❩)」
〈さよなら。〉
僕達は家に帰ってから少し寝て、夜ご飯を食べて、お風呂に入り、ベットにダイブしたのだった。
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