第43話 海へ

朝起きて、すぐにしっぽのブラッシングをして、リビングに降りてから、朝ごはんを食べた。

ユウキくんに、運んでもらい海に到着した。


「召喚・コチカ、コミチ、コライ、スーユ、ヒスカ、シゼル、リョウナ。」


❨わぁ〜、これが海なのか?❩


(凄〜〜い!)


《ヒャァ〜、海ですよ、海!さっそく、泳ぎたいですね!》


〔青い空、青い海、白い砂浜!これぞ、ビーチ!〕


{気持ちいい快晴です!}


【きれいな、ところですね。】


〘ゔっ、直射日光が!〙


「いいぐらいだけど、あっつぅ〜いぃ〜!」


《さっそく、水着に着替えましょう!》


着替える部屋がないので創り、みんなで着替えた。


〔ひゃっほ~ぃ!冷たくて気持ちいぃ。〕


❨辛っ!主、この水、塩辛いです!❩


(海水の殆どが塩分だから、あんまり飲まない方がいいよ。)


❨これ、目に入ったらどうするのだ?❩


「テテテッテッテー、ゴーグル。」


『〘ぶっ!〙』


『ドラ○もん!』

 

〘消されるぞ!〙


「いいの、いいの。ここは異世界だから。」


❨主、疲れているんですか?❩


『www。コチカちゃん、これは、こうゆうネタなの。』


「Oh…。」


〘年下に心配されてる!www。〙


❨ゴーグルは、何個あるのだ?❩


「全員分、13個ちゃんとあるからな。」


❨じゃあ、海に潜ってきます!❩

❨コライちゃん、行こう!❩


(うん!)


《私は、そこら辺を泳いておきますね!》


「は〜い。」


{私は、遠慮しておきます。}


【えぇ、一緒に泳ぎましょうよ!】


{遠慮しておきます!}


【行きますよ?えいっ!】


{あっ、ちょっと待って!}


ヒスカさんは、沈んでいった。


{たす…けて!}


【あぁッ!ごめんなさい!】


《そんなことより、助けてあげて!》


【そうですよね!今、助けます。】


シゼルさんは、ヒスカさんを救った。


{ハァハァ、死ぬかと思いました。}

{私、カナヅチって言っておけばよかったですね。}


「なら、僕が教えてあげるよ。」


{助かります!}


「よしっ!なら、まずは、水になれることからですね!」

「水に足を入れて肩まで浸かってみてください。」


{はい!やってみますね!}


「浸かれましたね。次に、浮いてみてください。」


{はい!}


「危ないと思ったら、足をついてみてくだい。」


{わかりました。}

{やったぁ〜。浮けましたよ!}


「じゃあ、次は実践です!バタ足をしてみましょう。慣れるまで、難しいですが、コレができたら、だいたいの水は泳げます!」


{はい!頑張って泳いでみます!}


………30分後………


{ハァハァ、できましたか?}


「完璧です!後は浮き輪や、ビート版などに掴まって泳げば、泳げますよ。」


{ありがとうございます。}


「いえいえ、簡単なことだったのでいいですよ。」

「じゃあ、僕はテントに戻ってますね。」


〘お疲れ。暑い中頑張ったね。〙


「暑っ〜〜い。もう駄目。」

「スムラちゃん、助けて!」


(いいですよ。主様、いいですよね?)


〘うん、助けてあげて。ついでに俺も助けて!〙


(はい!)

(霧雨!)


〘ありがとう、スムラ。〙


「ありがとう、スムラちゃん。」


(いえいえ、主様の役に立てて光栄です。)

(じゃあ、イトバちゃんと、メリドちゃん、スクトちゃんと遊んできますね。)


〘は〜い。〙


〔ヨウカ、一緒に泳ごうや〜。〕


「ほいっ!スーユさんに泳ぎでは、負けないですよ?」


〔えぇ、で〜。うちも、負けへんで〜。〕


「リョウナくんお願い!」


〘は〜い、位置について、よお〜い、どん!!〙


結果、僕はが勝った。


〔くそっ〜!なんでうちが負けるんや〜。〕


「フフッ、これでも、僕はスイミングスクールに通っていたからだよ。」

「スーユさんに負ける訳がないんだ。」


〔むぅ〜。なんか、煽ってくるな〜。〕


「じゃあ、僕はお昼ご飯の準備をしますね。」


〔待って、うちも手伝うわ〜。〕


「ありがとうございます!」


こうして、お昼ご飯の準備を進めていていった。

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