第42話 買い物中のユースさん

僕とヒスカさんとシゼルさんは市場へと行って買い物をしていると、たまたま、ユースさんにあった。


「ユースさん!」


〈??どこですか?〉


「後ろ!後ろ!」


〈あぁ〜、こんにちは。ヨウカさん〉


「こんにちは。」


〈そちらのお二人は誰ですか?〉


「ドラゴンのヒスカさんと、女神のシゼルさんです。」


{私が、ヒスカです。ドラゴンです。}


【私が、シゼルです。女神です!】


〈とんでもない人達を仲間にしましたね。〉


「ユースさんは、何を買いに来たんですか?」


〈主に肉を買いに来ました。もう貯蔵がないんですよ。〉


「へぇ〜。僕達は、野菜類と肉類を買いに来ました。」


〈そうなんですか。今日の晩ご飯は何にするんですか?私はいつも、今日の晩ご飯は何にしようか悩んでいるのでアイディアが欲しいんですよ。〉


「う〜〜ん。コミチやスーユさんに聞かないと何をするかはわかりません。」


{鮭のムニエルをすると言っていましたよ。}


【鮭のムニエルってなんですか?】


「〈{えっ!知らないの!}〉」


【皆さん意気ぴったりに驚かないでください!】

【傷つきますよ!】


〈この人、本当に女神様?なんというか、駄目人間ならぬ、駄女神みたいな感じがしてきたんですけど。〉


【誰が、駄女神ですか!】


〈じゃあ、神界にいたときに食べていたものはなんですか?〉


【惣菜か、サプリです!】


〈やっぱり、駄女神じゃないですか?〉


【酷いです!ヨウカさんヒスカさん、なんとかフォローしてくださいよ!】


「ごめん、フォローしようがない。」


{神様の中にも自堕落な人はいるんですね。}


【うぅ〜、味方がいない。】


〈まぁ、仕方がないですよ。〉


【トドメを刺したいんですか。】


〈ドンマイ。〉

〈じゃあ、私は買い物にもどりますね。さよなら。〉


「さよ~なら~。」


{さよなら。}


【さよなら。また、いつか会いましょう。】


こうして、ユースさんと別れて買い物に戻った。

買い物が終わるのに1時間も掛かってしまった。


家に帰り、夜ご飯を食べているとコミチが、


(暑いな〜。川か海に行きたいな〜。)


「海かぁ、海は苦手なんですよね。」


『俺は好きで。』


〘俺も苦手。〙


〔海かぁ、いったことないな〜。海にいつか行こうや。〕


❨海に行ってみたい!❩


《海は見たことはありますけど、実際に入っことはないですね。海に行きましょうよ!》


{海の雰囲気は好きなんですけど、海は水が多いから苦手です。}


【海は神界から見ていたときに、いつか入ってみたかったんですよね。】


「海に行きたい人?」


『〔《【{(❨は〜い!❩)}】》〕』


「行きたくない人?」


「〘は〜い!〙」


「みんな、海に行きたいということなので、明日、海に行っていいですか?」


{《いいですよ。みんなで行きましょう。》}


『【(❨やったぁ〜!❩)】』


〔やったで〜。〕


〘Oh…。〙


そんなこんなで、明日、海に行くことになった。

夜ご飯を食べてから、明日の準備をして、お風呂に入って、ベットにダイブして眠るのだった。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る