第19話 また、武器作り

コチカのお願いに応えるために、武器屋にきた。

呪い付きの武器を探していると、武器屋夜の店主から、


[呪い類のものが欲しかったら、教会に行くといい。あそこには、呪い付きのいわく品が収められているから。]


「ありがとうございます。」


さっそく、教会に向かった。

考えが甘かった。教会に、入った瞬間に頭がものすごく痛くなり、ステータスを見てみると、HPが3秒間に100ずつ削れていっていた。


ユウキくんも、同じだったらしく、


『もう二度と、教会には行かない!』


と、言っていた。

リョウナくんは、平気だったらしく、


〘どうしたの?〙


と、聞いてきた。

教会怖い。リョウナくんに、呪い付きの武器を貰ってきて貰おうとしたところ、


{駄目だ、帰りな。}


と、言われた。

教会に、何度も頼み、一つだけ貰えた。

この教会にある中の最強の呪い付きのものを貰った。武器を持つと、


《なぜ?》


と、いう意志しか流れてこなかった。

武器に、脳内で、


「どうしたの?」


と聞くと、


《あなた、誰?》

《私は、この武器の意思。》

《私は、3年前に持ち主に、人を殺すために作られ、使えなくなったから捨てられたの。》


「僕は、ヨウカ。」

「君の新しい持ち主だよ。」


《えっ、新しいご主人。》


「君は、僕が持ち主だと嫌かな?」


《そんなことないですよ。》

《むしろ、どんどん使っていってください。》


「今から、君を創り変えるけどいいかな?」


《えぇ、いいですよ。》

《いっそ、すぐにでも創り変えてもらいぐらいですので。》


武器さんの承諾を得たので、


「妖術・創生」


と、言い、刀を創った。

鑑定してみると、



刀 大狐


レア度 幻影級

ヨウカによって創られた刀。

その刃は、すべてを切ることができる。



と、なっていた。

後ろから、


《ご主人》


と、聞こえた。

振り返ると、銀髪の狐美女がいた。

特徴的なのは、銀髪の狐耳と銀色に輝く狐のしっぽだ。


《ご主人のおかげで、ホントの意味で生まれ変われました。》

《ありがとうございます。》


「いいえ、こちらこそ僕の武器になってくれて、ありがとうございます。」


銀髪狐美女を、鑑定してみると、


名前 大狐〈??〉   性別 女

種族 刀

レベル1

HP 13000/13000  MP 10000 /10000

スキル 剣術マスター  自然回復

    抜刀術     全言語理解

    全属攻撃耐性  物理ダメージ4分の1

    みんなちがってみんないい

    変態・変人パワー

    目覚めるケモパワー

    火産狐神・改 <カグコチ・改> 

    氷産狐神・改 <コグコチ・改>

    風産狐神・改 <シグコチ・改>

    水産狐神・改 <ミグコチ・改>

    雷産狐神・改 <ラグコチ・改>


と、書いてあった。名前をみんなで考えた。

コチカにより、狐水神〈コミチ〉に、なった。

再び鑑定してみると、


名前 大狐・〈狐水神〈コミチ〉〉  性別 女

種族 刀 

レベル1

HP 13000/13000  MP 10000 /10000

スキル 剣術マスター  自然回復

    抜刀術     全言語理解

    全属攻撃耐性  物理ダメージ4分の1

    みんなちがってみんないい

    変態・変人パワー

    目覚めるケモパワー

    火産狐神・改 <カグコチ・改> 

    氷産狐神・改 <コグコチ・改>

    風産狐神・改 <シグコチ・改>

    水産狐神・改 <ミグコチ・改>

    雷産狐神・改 <ラグコチ・改>


に、なっていた。


コミチが、新しい仲間に加わり、コチカは、喜んでいた。コミチが、


《ご主人、そろそろお腹がすきました。お昼ご飯に行きません?》


たしかに、そろそろお昼ご飯時なので、お昼ご飯を食べに宿に向かった。

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