第6話 チートなスキル

ユウキくんのスキルを見ていると、

【目覚めるロリパワー】と書いてあった。

これの効果は、自分の半径2m以内にロリが居たときに、すべてのステータスが上がるというものだ。

これは、僕の【目覚めるケモパワー】の効果と似ているが、僕の場合は、自分の半径2m以内にモフモフがあったときに、すべてのステータスが上がるというものだ。


僕の場合は、自分のしっぽと狐耳によって、これは常時発動しているのだ。


つまり、ユウキくんの場合は、ユウキくんは、ロリではないからスキルは発動しないのだ。

どうすればいいか、答えは、簡単だ。

【ユウキくんをロリにすればいい】

これをするのは難しいはずだ。だが、今の僕には、スキルがある。「妖術・反転」そう言うと、ユウキの体がだんだん縮みその代わり少し胸が大きくなった。

うん、ロリはロリでも、ロリ巨乳になったようだ。


ユウキくんいわく、カラスのような翼が欲しいらしい。

また、「妖術・反転」と言う。そしたら、カラスのような翼が肩と肩の間ぐらいから、生えてきたのだ。あと、髪の先のところが、ところどころカラスの羽のようになっている。


ユウキくんのステータスを見てみると、


名前 ユウキ    性別 女

種族 鳥人族(カラス)

レベル1

HP 1000/1000  MP 300/300

スキル 核マスター   自然回復

    完全回避    反射防衛

    オタク話    暗視

    全言語理解   働きたくないでござる

    全属攻撃耐性  物理ダメージ20分の1

    変態・変人パワー

    目覚めるロリパワー

    飛翔      羽カウンター


と、新しいスキルが追加されていたのだ。

「〔飛翔〕って、カラスの翼が生えたから追加されたのかな?」

ユウキくんいわく、『たぶん』と返っていた。

〔羽カウンター〕は、回避したときに、羽が自動的にとんでゆくようだ。


ユウキくんは、新しい自分の姿に少し戸惑いつつもお腹がすいてきたのでお昼ご飯を食べることにしたのだった。

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