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「まぁ、風邪やらインフルエンザやらで志望校を受験できなくて。結局、ヒナ……百瀬くんと同じ大学に実家から四年間、通ったんですけどね」
「小泉くん、本当に体には気を付けてね」
ふふ、と暗い笑みを浮かべる千秋の肩を、岡本はポンポン……と叩いた。
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