リスカ少女を救うのは

@kyomomero

第1話 SixTONES 京本大我編 その1

---莉子side---

〜学校の帰り道〜

「はぁ」

今日もそんなため息が出る。今日はとても精神的に辛かった。部活の先輩に

           〝いじめられた〟

いつもならこんなことでこんなに辛くはならない。だけど、今日はいつも通りに

行かなかった。なんでいじめられなきゃいけないの?莉子が何か悪いことした?

莉子ができるのは練習してるからじゃん。なんで莉子なの?

なにか悪いことした?そんなことばかりが頭によぎる。


〜家にて〜

「ただいまー」

そう言ったところで返事などあるわけない。私は早速自分の部屋へと向かう。

ふとベッドに腰掛けた時視界の片隅にカッターが映った。私は何も考えずカッターのある場所へと向かった。カッターを握りしめたその時、私は我を取り戻した。危ないところだった。気分転換のためにもカッターを持って公園に向かうことにした。


〜公園にて〜

公園に着くと何も考えずベンチに腰掛けた

「疲れたな」「なんのために生きてるんだろ」「もう人生辞めたいな」(心の中)

そう思ってポケットの中に入れておいたカッターを左手首に当てたその時……




SixTONES 京本大我編 その2に続く

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