あとがき
隠岐は遠かった。作中でも書いていますが、高速が使えれば京阪神からでも半日で島後なり知夫里島に到着可能です。ですが下道ツーリングがお約束ですから、さてどうやって行かせるかになります。
隠岐のツーリングですが、四つの島のそれぞれに魅力はありそうでした。ですが絶景ロードとして欠かせないとなると知夫里島になるようです。牛さんやお馬さんの遭遇もそうですが、赤ハゲ山の絶景は頭抜けてそうです。
それと作中では島前、島後の四島をツーリングしましたが、一遍に四つも回るのは大変そうです。日数さえかければ可能ですが、とくに島後と島前の連絡はスケジュールを組むうえでなかなかの難物と感じました。
そう言いながらツーリング部分は目的地さえ決まれば楽しいものです。それこそ旅行気分であれこれ盛り込めます。難関と化したのは誰に出会って、どんな事件を起こすかです。これが悲鳴を挙げる程の難産になってしまいました。
実はと言うほどの話ではありませんが、出会うのは男の設定で八割ぐらいは書き上げていました。ところが、最後の〆がどう書いても散漫すぎたのです。ここまで書いたからとひねくり倒したのですがギブアップ状態になり、別の作品を一つ書いてしまったぐらいです。
それが書きあがってから、今回のヒロインの発想を得て、書き直した次第です。これだけ苦労したのも珍しいぐらいです。それでもなんとか形になってホッとしています。個人的にツーリング日和シリーズは気に入ってますから、もう少し伸ばしたいのですが、さてどこに行かせようか苦悩中です。
ツーリング日和12 Yosyan @Yosyan
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