第3話 ひきこもりでは終われない




      身体を壊してひきこもりになった

      人間なんて弱いものだ


      仕事ができない辛さ誰も知らない

      どうすれば生きていけるのか


      僕は仕事がしたいんだ

      僕にできる事があるはずだ


      仕事終わりの美味しいビールを

      もう1度味わいたいんだ


      魔法使いがいるのなら

      僕の壊れた両手の痛み取って欲しい


      真面目に働くから

      弱音を吐かないから


      ひきこもりでは終われない

      このままでは死ねない


      悔いを残す事はできない

      力強く立ち上がろう


      命の炎燃やし尽くすんだ

      ひきこもりを脱するんだ






*~*~*







 働けなくなって2年半経ちました。


 僕は家にひきこもり、毎日ぼんやりと過ごしています。両手の痛みが酷くて、物を持つ事が困難です。手の痛みさえ無ければ、僕は仕事をしているでしょう。


 誰もが好きでひきこもっている訳ではないと思います。


 ひきこもりでは終われない。

 僕の闘いは続くのです。


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